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みやわき健康薬局  宮脇 崇

肌に塗るもの・貼るものに注意しよう

こんばんは^^いや~梅雨真っ盛り、ジメジメ絶好調のここ鹿嶋地方です。夕方以降になると肌のべとつきが不快でどうしようもありません。



さて、「肌に塗るもの・貼るものに注意しよう」ということですが、先日米のFDAが日焼け止めの成分が血中に移行していることを発見したという記事が話題になりました。


そのリスクとしてはまだ明らかにされてはいませんが、「血液中に移行する」ことは確実であり、リスクの検討を行っているということは「濃度」に対しても見過ごされるものではないということが伺えます。


事実、ED改善薬や禁煙薬、鎮咳薬などは発布剤として利用されていますので、発布による血中への吸収は現代医学も認めているといえます。


そしてそれは日焼け止めに留まることではなく、普段塗布している

・化粧品

・美白クリーム

・保湿ローション

・痛み止めなどの発布剤

・入浴時のお湯

なども同様に吸収され、体内に作用していると思われます。



口から摂取するモノに関しては消化液である程度「無毒化」されることや、吐き気や下痢によって外に排泄されるという「体を守る機能」が作用することによる対処法がありますが、皮膚の場合はそのまま血液に取り込まれることから、量は少ないもののその影響は一定で継続的に行われることが考えられます。


よって、発布剤だから大丈夫!と安易に考え大量且つ強い作用の発布剤を全身に貼ったり、香料や添加物、美白作用のある化粧品を広範囲且つ長期に渡って使用するなどの行為は「危険性が高い」といえます。


これは極端な例ですが、微量でも大きな作用をもたらすというケースもあるので、口から摂取するモノ同様に「慎重に用いる」という癖をつけた方がよさそうです。


逆に、体にいいとされる例えば無添加の「ビタミンC」などは健康に対していい作用をもたらしてくれるのではないかと考えます。


温泉なども「肌のみへの効能」よりも、浸透圧によって体内に吸収され「血液中に混ざることによる効果」の方が大きいというデータもあるようです。各種ミネラルやアルカリ物質、酸性物質、抗炎症成分が健康にいい効果をもたらします。


ということで、体に塗るもの、貼るもの、入浴の際のお湯の質、空気の汚染などにも気を配り生活するようにしましょう。




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