緊張した時だけめまいが出る原因と対策
こんばんは^^今日も朝から雲が多めの天候となりましたここ鹿嶋市です。いったいいつになったら気持ちよく晴れてくれるのでしょうか。青い空が待ち遠しいです。
さて、今回の内容は「緊張した時だけめまいが出る原因と対策」になります。
なぜか、緊張した時だけふわっとしためまいが出る
家ではでないのに、外出した時だけめまいが出る
カフェインやアルコール、辛いものを食べ続けるとめまいが出る
など、なぜか緊張気味、興奮気味の時だけめまいが出るという方がいらっしゃいます。
今回はその原因と対策について、丁寧にご説明させていただきます。
ズバリ、緊張するとめまいが出やすくなるというメカニズムがある

理由はある程度ハッキリしています。
✅脳の警戒・覚醒レベルが上がるので
交感神経が活性化する
呼吸が速くなりやすい
首・肩などの筋緊張が増える
視覚・前庭感覚(内耳)・体性感覚への注意が強くなる
という変化が生じます。
それにより、普段なら意識しない身体の揺れや感覚まで拾いやすくなる→「フワフワする」「足元が頼りない」というめまいを感じることが多くなります。さらにそこに、緊張による肩や首の凝り、さらに全身の筋肉の緊張などが加わり、体自体の動きのぎこちなさが増すことによって、その変化を過敏に拾う→めまいとして感じるという悪化要因も重なります。
人によっては過呼吸になることにより、体内の二酸化炭素濃度が減る→脳血流が変化することによるめまいが加わることもあります。
以上のような理由によって緊張によるめまいが発生しますが、メンタルが不安定な方はそれがたびたび出るようになることがあります。
普段よりメンタルが不安定だと、ちょっとした不調を拾ってしまい、それが緊張につながる

普段よりメンタルが不安定な時は、脳が警戒状態になり、身体感覚への注意や感受性が高まることがあります。
このような状態では、身体を動かしたときの感覚や安静時のちょっとした体内の変化を拾ってしまうので、その拾った変化に対して「大丈夫かな…?」と不安を感じて緊張してしまいます。
緊張すると、前の項目で申し上げたような「脳の警戒・覚醒レベルが上がっている状態」になるので、普段なら意識しない身体の揺れや感覚を拾うこと+緊張による筋肉のこわばりによって姿勢や身体の動きがぎこちなくなる→普段とは異なる体性感覚が生じ、それをさらに強く意識することで、よりめまいを感じやすくなります。
よって、例えばパニック障害や不安症などがある場合には、警戒状態や身体感覚への注意が強まり、めまいやふらつきを感じやすくなることがあります。
自分のめまいが緊張によるめまいなのかどうかを判断するには

「自分のめまいが緊張によるものか」を見るチェック項目
□ 緊張・不安が強い場面でめまいが出やすい
人前、仕事、会話、外出、人混みなどで増える。
□ 安心できる場所では軽くなる・消える
自宅、一人の時間、緊張が解けた後などでは症状が少ない。
□ グルグル回るより「フワフワ」「ふらつく」感じが中心
浮いている、足元が頼りない、身体が揺れる感じなど。
□ めまいを気にするほど強く感じる
「また来るかも」と意識すると症状が増し、他のことに集中していると軽くなる。
□ もともと身体の変化を敏感に感じやすい
動悸、呼吸、筋肉の張り、身体の揺れなど小さな変化にも気づきやすい。
□ 緊張すると全身が硬くなる
首・肩・背中・脚などに力が入り、歩行や身体の動きがぎこちなくなる。
□ カフェインなどの刺激物を摂り続けると、めまいやフワフワ感が出やすくなる
その他、辛いものや各種刺激性のある漢方生薬が原因になることもあります。
これらに該当する方は緊張性めまいの可能性があります。
もちろん、可能性があるというだけなので、実際の治療の際には必ず専門家に相談してからとしてくださいませ。
対策はその人に合った方法を用いていくこと

まず、過剰なストレス、過労、睡眠不足、カフェインや飲酒、刺激性の強い食べ物や漢方薬、考え過ぎなどの、考えられる原因(脳を緊張させる過剰な刺激になるもの)を排除していくようにします。体にいいと思い生姜などを大量に摂るようになってからめまいがするようになった…という場合には、まず生姜をやめるというアクションをとるようにします(過剰な生姜の摂取は交感神経を刺激します)。
その上で、なぜ過剰に緊張してしまうのかということと、その緊張が治らない理由を考えます。
パニック障害やうつ病、不安症などの病気がある場合には、それら病気によって過緊張な状態が引き起こされている可能性が高いので、そちらの治療を行うようにします。
さらに更年期障害や妊娠出産、急激なダイエットなどによる体重変化、貧血、老化による心身の弱り、働きすぎによる衰弱、長期に渡る暴飲暴食やストレスによる心身の疲弊、各種病気による影響などの「心身の変化やバランスの悪化」及び「外気の影響」などが脳を過敏にさせている可能性についても考えなければなりません。
また、先天的な過敏性や心身の弱り、性格による神経の過敏性、認知の歪みなども含めなければなりません。
これらにプラスして、漢方特有の肝気鬱結、肝火、心火、痰濁、瘀血、心気虚、血虚、腎虚、肝血虚、寒熱などの考え方にて、その時の状況及び体質を含め、どこに問題があるのかを考え、漢方療法を必要に応じて取り入れていくことも対策になります。
以上
✅自分で取り組むべき改善法
✅病院にて治療すべきもの
✅漢方や鍼灸などにて対策すべきもの
などに分かれます。
治りにくい場合には考え方を変えていく(問題がある程度解消されているのに治りにくい場合)ことが突破口になることもあります。自分以外に目を向け、さらにめまいがあっても行動することができるという行動療法を取り入れていくことで、緊張感を緩和させ、さらにめまいが出た時の心身の反応を緩和させることを目的として取り組んでいくようにします。
もちろん、転倒などの危険性がある場合には慎重に取り組むようにしなければなりません。また病気が原因のこともありますので、病院で何が原因かを確認してもらうことも必要になります。
そうした上で、先ほどの行動療法を行っていくと共に、体側を生活習慣や漢方療法などで整えていくことで緩和していくことができます。
今回は以上になります。
緊張が原因のめまいは意外に多く、悩まれている方が大勢いらっしゃいます。
悩まれている方々の一助になれば幸いです。
※ブログで用いている「緊張によるめまい」は正式な病名ではなく、緊張や不安、身体感覚への過敏性などが関係して生じるめまいを便宜上まとめて表現しています。
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