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夏に負けない体は“胃腸”で決まる

  • みやわき健康薬局  宮脇 崇
  • 7月25日
  • 読了時間: 6分

こんばんは^^列島を猛暑が襲っています。今日の最高気温ですが、群馬県の桐生市で39.1℃、福島県の伊達市で38.9℃、兵庫県の豊岡市で38.8℃と、とんでもない暑さとなりました。ここ鹿嶋市でも33.1℃まで気温が上がり、日中の行動が制限された方が多かったようです。


皆さんくれぐれも無理せずお過ごしくださいませ。



さて、今回のブログの内容は「夏に負けない体は“胃腸”で決まる」になります。


皆さん心身の調子はいかがですか?

だるさや食欲不振などはありませんか?


実は、夏の暑さに負けるか負けないかは「胃腸」によってほぼ決まります。

もちろん、他にも要因はありますが、胃腸の調子によって左右されることが非常に多いです。だって、いくら水分や塩分が必要だっていっても、胃腸が機能低下してたら吸収できませんよね?


今回のブログはその理由と対処法についてご説明させてていただきます。




胃腸が弱いと「栄養不良や脱水+消化不良による不快刺激+自律神経の乱れ」の三重苦で健康状態が悪化

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夏は胃腸の機能が低下しやすくなる理由

  • 冷たいものの摂りすぎで「胃腸が冷える」

  • 気温が高いと、身体は自律的に「食欲を抑える」傾向がある→胃腸の動きが悪くなる

  • 暑さや気温差、睡眠の質の低下などによって自律神経が乱れる→胃腸の機能が混乱

  • 水分補給が過剰になると胃酸が薄まる

  • 夏バテや熱中症→命を優先→胃腸の働きが低下する



上記の理由+体質的に胃腸が弱いと以下のような状況が作られやすくなる

  1. 栄養を吸収することができない

  2. 水分を吸収することができない

  3. 消化不良によって不快刺激(胃もたれや腹痛、だるさ)などが出やすくなる

  4. 胃腸の機能が低下すると自律神経が乱れやすくなる

などの症状が出やすくなり、それによって夏の暑さによる不調が発生しやすくなります。

以下、順番に説明します。


①栄養を吸収することができない

当然ですが、夏の暑さ+胃腸が弱いという状況が重なると栄養をうまく吸収することができません。栄養の吸収が低下すると、全身の栄養状態が悪化するので熱中症や夏バテになりやすくなる他、胃腸の機能も低下するので、さらに症状が堂々巡りで悪くなってしまいます。


②水分を吸収することができない

胃腸が弱っていると水分の吸収も悪くなります。また、水分を心身の保持させるアルブミンの合成も低下するので、脱水になりやすいという状況も作られてしまいます。脱水傾向になるとだるさや食欲不振、熱中症などが引き起こされやすくなります。


③消化不良によって不快刺激(胃もたれや腹痛、だるさ)などが出やすくなる

胃腸の働きが低下すると、消化吸収されない飲食物が消化器官内に停滞しやすくなるので、むかつきや胃もたれ、下痢、腹痛などの不快刺激が出やすくなります。この不快刺激がメンタルを悪化させたり、自律神経を悪化させたりして健康状態を悪化させてしまいます。


④胃腸の機能が低下すると自律神経が乱れやすくなる

胃腸は自律神経によって制御されています。なので、ストレスなどで自律神経が乱れると胃腸も影響を受けて不調になります。逆もまた然りで、胃腸の機能が悪くなると自律神経が影響を受け、だるさや動悸、めまい、多汗など全身の不調を引き起こす原因になります。




以上のような理由で、「夏に負けない体は“胃腸”で決まる」といえます。




では、胃腸を健全にして夏を健康に乗り切るにはどうすればいいのか?

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胃腸の健全性を維持するにはどうすればいいのか?

  1. 冷たいものの摂取を少な目にする

  2. 胃腸にやさしい食事を心がける

  3. 食事のバランスに気を付ける

  4. 規則正しい生活を送る

  5. ストレスから遠ざかる

  6. 多汗や暑さによる疲れや心身の消耗に気を付ける

  7. 睡眠の質を向上させる

  8. 適度に心身を刺激する+ツボ押し


①冷たいものの摂取を少な目にする

冷たいものは胃腸を冷やして機能を低下させてしまいます。夏は暑いので冷たいものをつい欲してしまいますが、胃腸にはよくないので程々としてください。


②胃腸にやさしい食事を心がける

脂質の多いものや生もの、味の濃いもの、量が多すぎる食事、菓子類などは消化に時間がかかるので胃腸への負担が大きくなり、機能低下につながります。なので負担の大きいものはなるべく少なくするようにします。


③食事のバランスに気を付ける

そうめんだけ、ざるそばのみ、ビールに枝豆などの食事は栄養のバランスが悪い食事になりますので、続くと全身の栄養状態が悪くなります。胃腸も栄養を元に動いているというのがあるので、栄養バランスが悪くなると動きが悪くなってしまいます。


④規則正しい生活を送る

胃腸は心身のリズムに同調して動きを制御しています。同じ時間に食事をするようにすると、胃腸の消化・吸収リズムが整い、消化酵素の分泌や腸の蠕動運動が効率的に行われます。不規則な食事は胃腸に負担をかけ、消化不良や便秘、胃もたれの原因になることがあります。


⑤ストレスから遠ざかる

ストレスは胃腸の機能を著しく抑制させますので、なるべくストレスから離れることや、ストレス解消に役立つ運動などを日課とすることが胃腸の健全性維持につながります。


⑥多汗や暑さによる疲れや心身の消耗に気を付ける

胃腸がしっかり動き、健全な消化吸収機能を行うには体力が必要になります。なので、必然的に体力が消耗すると胃腸の動きも悪くなります。汗をたくさんかいたり、暑さに身をさらす、仕事のし過ぎなどで疲れているなどがあると胃腸の動きが悪く悪くなるので、なるべく心身が疲れないような生活を送ることが大事になります。


⑦睡眠の質を向上させる

睡眠不足や不規則な睡眠は交感神経を過剰に活性化させ、胃酸分泌の乱れや腸の運動異常(例: 下痢、便秘)を引き起こします。


⑧適度に心身を刺激する+ツボ押し

適度な身体運動は体力の向上及び自律神経の安定、ストレスの解消、カロリーを消費するのでお腹が空きやすいなどがありますので、胃腸の健全性に大きく貢献してくれます。


足三里や中脘、天枢、関元などのツボを日常的に刺激することにより、胃腸の動きを良好に保つことができます。




今回は以上になります。

何度も同じことになりますが、夏の健康維持に欠かせないのは「胃腸の健全性」です。特によくないが「冷たい飲み物やアイスなどの過剰摂取」+「過労」です。まずはこの2つを意識して、余裕があったら規則正しい生活習慣+ツボ押しを意識&行うようにしてみてください。必ず前進するはずです。


それでも納得のいく効果が得られない…という方は漢方薬が効果的です。ぜひみやわき健康薬局までご相談くださいませ。


素晴らしい週末を。




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