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  • みやわき健康薬局  宮脇 崇

ストレスを感じてる人は乾燥肌、過敏肌になってしまう理由

こんばんは^^朝からお手本のような気持ちのいい青空となりました鹿嶋市です。秋晴れはホントに気持ちいですね。



さて、本日は「ストレスを感じてる人は乾燥肌、過敏肌になってしまう理由」というお題でブログを書いていこうと思います。


皆さん肌の乾燥を感じますか?

風が当たると痛みを感じるなどの過敏性はありますか?

冷気を吸い込むと咳が出ることはありますか?


これら、肌が敏感になる原因の一つと対策についてご紹介します。





ストレスを感じると乾燥肌、敏感肌なることがある

ストレスを感じると肌のセラミドが分解されるということが分かっています。

セラミドは「角質層」に存在しており、肌のバリア機能に大きくかかわっています。更に肌の水分を守って保つ役割のある角層細胞間脂質の50%以上を占める物質でもあります。要するに肌が瑞々しいのはセラミドのお陰なのです。


そんな大事なセラミドを分解してしまうのがストレス。

ストレスを感じると分泌されるのが抗ストレスホルモンと言われているコルチゾール。このコルチゾールがセラミドを分解してしまうのです。セラミドが分解されてしまうと、肌が過敏になったり乾燥する以外にも、バリア機能が低下するので常在菌による細菌感染なども引き起こされやすくなります。


実はステロイド剤にもコルチゾールと同様の効果があります。なので漫然と使い続けないようにしなければなりません。



ストレスは血流障害や冷えも引き起こす

ストレスはコルチゾールの分泌を促すことによって乾燥肌の原因になるだけではなく、血流を悪化させることや、冷えを作り出すことによっても肌に悪影響を与えます。


血流が悪化すると肌表面に栄養を届け、老廃物を回収させることができませんので、当然のことながら肌の色や張りが悪くなるのはもちろん、シワやシミ、乾燥、老化などの原因になります。タバコを吸っている方は肌の老化が早いといいますが、原因は血流の悪化なので、ストレスも同じ状況が作り出されて肌の状態を悪くしてしまうことが分かりますね。


ストレスによって血流が悪くなると、熱の循環も悪くなるので冷えやすくもなります。正確には冷えのぼせが生じやすい状況となります。よって肌にはよくありません。





その他、冷えや熱い風呂、食事のバランスなども大事になる

セラミドを減少させ肌を乾燥させる要因はストレスだけではありません。


✅肌を乾燥させる要因

  1. 体の冷えや暑熱の環境、乾燥などの外気の影響

  2. 暑すぎる風呂

  3. 食事のバランス悪化

  4. 老化(性ホルモンの機能低下)

  5. 貧血

  6. 喫煙や飲酒

  7. 睡眠不足

  8. 間違ったスキンケア

順番に説明しますね。



①体の冷えや暑熱の環境、乾燥などの外気の影響

寒い冬による冷え、暑熱の環境、秋冬の乾燥、春の強風や花粉など外気の変化によって肌の調子は大きく左右されます。特によくないのが「寒さ+乾燥」。これがあると容易に肌は乾燥してしまいます。その時、かいてしまうと皮膚が破れてしまい、状態がより悪化してしまうので注意するようにしましょう。



②暑すぎる風呂

温度の高いお湯に長時間つかると、皮膚の細胞が開いてしまいます。すると、角質層に存在する保湿成分の天然保湿因子が逃げて、肌の内側に水分を保てなくなってしまい、乾燥に繋がります。42℃以上の熱いお湯には注意するようにしましょう。入浴後は保湿クリームなどで保護してあげるとダメージを軽減できます。



③食事のバランス悪化

人間の体は飲食物からできています。車のガソリンは走るための燃料になるだけですが、人間がとる飲食物は燃料にもなり、体に一部にもなります。なので、食事のバランスが悪いと当然、肌の調子が悪くなりますので乾燥肌にもなります。



④老化(性ホルモンの機能低下)

老化すると体の細胞が硬くなり保水力が低下してしまいます。なので、当然のことながら肌が乾燥しやすくなります。特に更年期などで性ホルモンの活性が低下すると、如実に乾燥肌が進行するようになります。



⑤貧血

貧血があるということは、血液中の栄養をうまく全身に運べないということになりますので、結果、肌の栄養状態が悪くなるので乾燥肌になります。



⑥喫煙や飲酒

喫煙は血流を悪化させると共に細胞を硬化させてしまいます。飲酒はアルデヒドという毒性物質を発生させ、その影響により粘膜が傷害されてしまいます。これらの要因によって肌に悪影響を与えてしまいます。



⑦睡眠不足

睡眠不足があると心身は十分に休むことができません。ということは、活性がどんどん低下していくということになります。活性が低下すると血液中の栄養素の量や血流も悪化してしまうので、肌の質も悪くなってしまいます。肌の代謝を活性化させる成長ホルモンの分泌も悪くなります。



⑧間違ったスキンケア

意外と多いのがコレ。こだわって購入したものがよくないものだなんて誰もが思っていないので気が付きにくいのですが、使っていて肌が乾燥する、赤くなる、敏感になるといった場合にはすぐに使うのをやめましょう。最初は大丈夫でも、使っていくうちに合わなくなってくることもあります。





改善には生活習慣の改善+漢方薬

上にあげた原因があるのならば原因を一つずつ改善していくようにします。


しかし、ストレスや老化など自分ではどうしようもないこともありますよね。そんな時に利用してもらいたいのが漢方薬です。


漢方薬では脳の興奮性を抑制してコルチゾールの分泌を抑制するものや、コルチゾールによる破壊や老化による保水力の低下などを改善する効果があります。


なので、美肌維持や乾燥肌、敏感肌、ビビ割れ、主婦湿疹などの改善にぜひ漢方薬をお使いください。改善に役立つクリームなどもあります。


大根、レンコン、白ごま、ゆり根、山芋、たまご、牛乳、豆乳、豆腐、イカ、豚肉、白きくらげ、牡蛎、はちみつ、柿、ぶどうなどの食べ物は体全体を潤す効果があるので、全体のバランスを考えながら取り入れるようにすると乾燥肌の改善に役立ちます。


ちなみにストレスケアに有効な食材はレモン、春菊、セロリ、玉ねぎ、クルミ、三つ葉、ピーマン、生姜、にら、菊花、みかん、ゆず、ミント、ジャスミン茶などになります。



今回は以上になります。もっとよく知りたい、という場合はみやわき健康薬局にご相談くださいませ。





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