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  • みやわき健康薬局  宮脇 崇

よく聞くけど、いったいなぜ「胃腸」が大事なの?

こんばんは^^朝から台風の影響で風が強く吹いているここ鹿嶋地方です。風が強いとその分体感温度が下がるので身体を冷やさないようご注意くださいませ。



さて、今回は「よく聞くけど、いったいなぜ「胃腸」が大事なの?」というベタな内容でお知らせしていこうと思います。


皆さんニュースやツイッター、そして親御さんなどから「胃腸は大事」という言葉を見聴きしていませんか?


そして、それを自分自身も自覚していると思います。胃腸の調子が悪い時って気分も最悪になりますよね。食欲がない時って「大丈夫かな…」と心配になりますよね。胃痛がある時、下痢がある時も同様です。


今回はその理由についてご説明します。




胃腸の調子が大事な理由。それは「体全体の健康状態を左右するので敏感な作りとなっているから」

✅胃腸の仕事

  • 栄養を消化吸収する

  • 水分を吸収する

  • 食べ物と一緒に入ってきた病原菌を処理する

  • 腸でビタミンやセロトニンを合成する

  • 尿酸のコントロールやインスリンの分泌を促す

  • 不要物を排泄する


このような超重要な役割を担っている胃腸。特に重要なのが栄養と水分の吸収です。これがきちんと行われないと、全細胞が健康を維持することができなくなるので、生命が脅かされる事態に発展してしまいます。更に、病原菌の入り口でもあるということもあり、最重要な内臓とされています。




このような重要な場所なので敏感にできている

このように大事な場所なのでその異常をすぐに察知できるように超超敏感にできています。ちょっとでも胃腸の調子が悪くなったら、それが脳に伝わり「不快」を察知します。


  • 暴飲暴食すると腹満や胸焼けなどで調子が悪くなる

  • 冷たい飲み物を一気飲みした

  • 強いストレスが入り胃が痛くなる

  • 汚れた手で食事をしてお腹が痛くなった

  • 風邪を引くと胃腸の調子が悪くなる

など、ちょっとしたことで胃腸に問題が発生すると、その刺激が不快刺激となって現れるのをよく感じると思います。巷では「腸脳関係」とも言われ、胃腸と脳はつながっているとされています。


事実、胃腸の周辺には神経網が張り巡らされており、ちょっとした刺激でもそれが神経に伝わり、脳に信号が行くように作られています。




敏感にすることによって大事に至らないようにしている


説明したように、人間が健康的な生命活動を営む上で重要な役割を果たしているが故に、ちょっとした不具合を神経質にとらえるという説明をしましたが、更に「ことを大きくさせないために早めに病の目を摘み取る」という目的もあります。


胃腸は病の入り口という考え方もあります。

口から入ってくる食べ物は必須の栄養素でもありますが、病気を引き起こす張本人という裏の顔も併せ持ちます。

食べ過ぎると引き起こされる病気はいろいろありますよね。

  • 糖尿病

  • 高血圧

  • 脂質異常症

  • 痛風

  • 狭心症

  • 心筋梗塞

  • 脳梗塞

  • 月経異常

  • 関節痛

  • 腎臓病

  • 脂肪肝

などがそれに当たります。


また

  • 食中毒

  • ウイルス性胃腸炎

  • 急性腹膜炎

  • 急性膵炎

  • 急性腸炎

  • 急性アルコール中毒

  • 寄生虫

など、急性の病気の原因にもなります。



要するに、胃腸は病気を作り出す素因がたくさんあるので、そこを敏感にして健康を守るという体の防御機能が働いているということになります。




なので、胃腸の言うことは素直に聞く

胃腸は以上のような理由で敏感な場所となっているので、その声をちゃんと聞いてあげるようにしましょう。また、声を出していなくても、気持ちを考えてあげるようにしましょう。


  • 大して食べたくもないのに何か口にしていませんか?

  • 風邪を引いて体調が悪いのに脂っこいものを口にしていませんか?

  • 下痢をしているのに冷たいものを摂っていませんか?




以上を踏まえた上で「脳は麻薬に弱い」ということも知っておくことも大事

先ほど「腸脳関係」というお話をしました。腸と脳は連動していて、胃腸の調子が悪い時は脳も不機嫌になるという連動性があります。


しかし、全く連動しない時があります。それは、脳は「麻薬に侵されやすい」という問題によって発生します。


食べ過ぎると病気を引き起こす、なので胃腸の不具合には脳が敏感になり食欲を制御するという面もありますが、一方で脳には「麻薬に弱い」という癖があるので、美味しい味の虜になりやすく、実際には求めていないのに美味しいものへの依存によって必要以上に食べてしまうこともあります。


要するに脳が中毒に陥っているのです。

アルコールやたばこ、麻薬などをやめられないのと同じです。


美味しいもの経夢中になるのは一種の中毒なのでやめるのは本当に難しいです。

たかが食べ物でしょ?とお考えの方もいらっしゃると思いますが、先ほど説明したように高血圧や糖尿病、脂質異常症、そしてがんなど命に関わる病気へ発展するので注意が必要です。


まさにサイレントキラー。


対策は「美味しい+体に悪いものは口にしない」ことです(しかし、それでは楽しみがなくなってしまうのでたまにならいいと思います)。


だってタバコを止める時どうですか?一日2本に減らすとかいって禁煙できた人知ってます?私は知りません。やめる時はズバッとやめてタバコの味を忘れることが大事です。お酒然り、禁止薬物然りです。


ならば食べ物も同じ。添加物たっぷりのお菓子や油がこってりと入ったラーメンなど、いかにも体に悪そうなのに激うま!というような食べ物は口にしないに限ります。


食べ物はいくら体に悪くても合法なので自分で口にしないように制御するしか方法はありません。


このように、依存性によって、食べ過ぎた時の不快感を無視してて食べ過ぎてしまうと、今度は必ず肥満や血糖値の上昇、血圧の上昇、脂肪肝、脂質異常症、痛風発作などとなって出てきます。この2回目の警告を無視してしまうと、今度は本格的に寿命に直結するような事態に発展してしまうので絶対に無視しないようにしましょう。


以上、胃腸は栄養や水分という重要な栄養素を吸収する場所だから、そして胃腸から入ってくるものによって慢性病が引き起こされることがあるから、という2つの意味で重要になるというのが結論となります。


ということで、いったいなぜ「胃腸」が大事なの?の説明となりました。

健康に直結することなのでぜひ参考としてくださいませ。





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