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  • みやわき健康薬局  宮脇 崇

これだけはやめて…「脳に悪影響を与える思考」アレコレ

更新日:1月11日

こんばんは^^朝からとてもいい天気になったものの、気温が低く、白衣のまま外に出るとすぐに屋内に避難したくなるような一日となりました。特に朝晩は気温が低いので身体を冷やさないようご注意ください。


そういえばご挨拶がまだでしたね。

新しい年になりました。今年も皆さまのためになるような記事を作ることをモットーにブログを作成しますので、一年間よろしくお願い致します。



さて、今回はこれだけはやめて…「脳に悪影響を与える思考」アレコレというお題でブログを書いていこうと思います。


しょうがないと思いますが、心身の調子が悪い時はあまりよくないことばかり考えてしまいますよね。私もそうです。しかし、そのような思考は心身にとって猛毒となるので、なるべく遮断又は紙に書きだして整理するなどして他のことを考えるようにしてみましょう。




脳の悪影響を与えてしまう思考



✅以下、順番に説明しますね。


①「悪い」という概念

私が悪いから結果がよくなかった、私の心身は状態が悪い、私の頭は悪い、親や上司から「お前は悪い奴だ」と言われるなど、人格を否定されるような言葉を自分に投げかける又は受けることは脳の機能を大きく棄損させてしまいます。


②疎外感や恨みつらみ

SNSをみて「いいな~」と羨む、自分だけ排除されたかのような疎外感を感じるとそれがストレスとなり脳の機能を低下させてしまいます。具体的にはコルチゾールの分泌や血流の悪化が生じて脳の機能を低下させます。


③無関心や愚痴ばかり

例えば誕生日に花束をもらったとします。その時に感情に従い大喜びするのと、クールを装い「別にいらないけど…」的な反応をするのとでは天と地ほど脳の活性が違います。無関心や愚痴ばかりの場合は特に新しい発想が浮かびにくくなるというデメリットが生じやすくなります。


④努力は無駄と考える+壁にぶち当たるとすぐに諦めてしまう

このような思考の癖がある人は、失敗したときは脳が活動的になるものの、再度同じ問題に遭遇したときは脳が反応しないことが分かっています。要するに日々の脳の活動性が低くなり、更に問題をクリアすることができないので進歩がないという人生になります。


⑤変化の時間軸を見誤る

すぐに結果を求めるのは悪いことではありませんが、長期的にしか改善しないことに対して、短期的な変化だけを追い求めるような思考をしていると、こころと体に真の変化を得られないので、結果④の思考が染みついてしまい脳の働きを低下させてしまいます。


⑥どうしようもないことばかり考えて落ち込む

考えることによってハッピーになれるならいいですが、考えれば考えるほど落ち込み、更にそれを考えたところでどうにもならないことを常に考えてしまう癖があると、脳は常にストレスを受けているということになるので機能を低下させてしまいます。


⑦イライラや心配が多い

ちょっとしたことでイライラを爆発させる、ちょっとした体の不調があるとそれが心配でしょうがないなどの癖がある人は、⑥同様に常にストレスを感じている状態になるのでコルチゾールによる脳の破壊という悪影響が及びます。


⑧人の目ばかりを気にしている

他人と比較して優越感を得られる人はいいですが、大概の人は自分よりいい生活をしている人を探して比較して落ち込みます。また人の目ばかりを気にしていると、常に神経が過敏になっているので、心身はストレス状態となります。脳にいいことは一つもありません。





これらの思考を払しょくするにはどうしたらいいのか?



一言で申し訳ないのですが、先ほどの思考をやめるだけ、というのが答えになります。


しかし、人間の思考回路はすぐには変化してくれません。例えば無関心。これはその人がわざと無関心を装っているのではなく、多くの場合、自分に自信がなく(性格や生い立ち、経験などで決まる)、自己肯定感が低いがために自分の気持ちを素直に表現することができません。素直に表現することによって「その表現を否定される」ことを恐れているのです。


このように性格や生い立ち、経験によって思考の癖がついてしまっている場合には、それをすぐに変えることはできません。


しかし、手がない訳ではありません。自己肯定感が低い場合には自分の意見を肯定するように努めると共に、美味しい、感動したなどの自分の気持ちを表現する(一人の時に表現するようにすると第三者の前でも表現できるようになります)、自分を客観的にみてアドバイスしてあげるような思考を身に着けるなどによって変えていくことができます。



更に、「なるべく明るく希望を持てるような思考を身に着ける」ことも大事になりますね。比べるのではなく、今の状況で出来るベストを考えます。病気で調子が悪くても、今の状態で自分の機嫌を上向きにさせられることを考えて行動する、頑張っている自分に感謝するなどして、更に明るい未来を想像するなど、なるべく今の焦点を当てて、そこからどうしていけばいいのかを考えるようにします。


運動や入浴の習慣をつけるのもいいですね。人は手足や肌などの末端部への血流がよくなるとリラックスして前向きになれるというメカニズムが備わっています。緊張している時は体表部の血管を閉じて脳に血液を集めることから、その逆を行うことで強制的にリラックスさせることができます。なので、体表部の血流を良好にする運動や入浴、横になって心身を休めるなどは、ストレス状態を改善して脳の状態を良好にすることはとても有効な手段となります。マイナス思考や愚痴っぽい思考の改善にも役立ちますね。


「取りあえずやってみる」という行動の癖も大事になります。

人間の脳は意外に騙されやすく、やる気がなくても動いているとやる気が出てきます。なので、考えてもどうしようもないことが頭に浮かぶ時や、イライラや心配が多く心が不安定な時、壁にぶち当たってしまって硬直してしまう癖がある方は、取りあえずやってみる、動いてみるような癖をつけると打破することができます。


品行方正で間違いのない生活を送ることも大事になりますね。

これは誰から見ても完璧な人生を送らないとダメということではありません。今の自分で出来ること、他人のためにしてあげられることをきちんとこなし、更に人間性を高めることにより自信を得ることができるので、脳にダメージを与えるような思考の癖が改善されやすくなります。親切や人を思いやるこころを大事にし、人の道に反すること(良心に背くこと)はやらないようにします(間違った自己を肯定するようになるので思考が歪みます)。


また、これは当然ですが、病気や心身のバランスが崩れて調子が悪い時は思考も悪くなるので、病院や薬、生活習慣の改善などで治せる場合はきちんと治すようにしましょう。






思考の癖が定着してしまうえばこっちのもの

以上のような改善法を実施していくうちに思考の癖が定着してきます。そうなればしめたもの。後は意識しなくてもいい状態が保たれます。


一度に全てを行う必要はありません。まずはできることから始めてみてください。







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