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  • みやわき健康薬局  宮脇 崇

風邪を引いたら咳がでる理由と漢方による対処法

こんばんは^^朝から冷蔵庫の中のような寒さとなっている鹿嶋市です。全国的に寒く大雪が降っているところが多く、今後も雪の予報となることが多いようなので天気予報をしっかり確認しておくようにしましょう。



さて、今回は「風邪を引いたら咳がでる理由と漢方による対処法」という内容についてご説明して行きたいと思います。


コロナ禍になってから咳のご相談がとても多くなっています。特に大気が乾燥する冬に多くなるご相談内容です。その咳がなぜ出るのか、そして漢方ではどのような対処法を行っているのかについてご説明します。




まず、咳は「異物又は不快刺激があるから出る」ことを理解する


皆さん「むせた」ことありますよね。唾液や飲食物が誤って気管の方に入った時にむせるという状態が引き起こされます。なぜむせて咳き込むのか、それは気管の方に唾液や飲食物が入ってくると、体はそれを異物として捉えるので咳によって外に追い出すからです。


ではなぜ咳として排出させる必要があるのか。それは胃のように便として排出させるという方法がなく、外に吐き出すという方法しかないからです。誤って食べ物が肺に入ってしまうと「誤嚥性肺炎」という病気になってしまうことがあります。


このように肺に異物が入ってこないように咳という方法で追い出しています。



風邪を引くと異物や不快刺激が生じやすくなる

✅風邪を引いた時に咳が出る原因

  1. 鼻水や痰

  2. 喉や気管支の炎症

  3. 肺の炎症

  4. 乾燥による痰の凝集

  5. ウイルスや細菌など原因がある場合にはその対応を


順番に説明しますね。


①鼻水や痰

鼻水や痰などが気道に垂れてくるとそれが不快刺激又は異物となり咳が出ます。冷えている時や風邪の初期などは薄く大量の鼻水が出ます。この場合は小青竜湯が適応となり、風邪初期以降の気道に張り付いた粘っこい痰は、熱が入っている証拠なので麻杏甘石湯や五虎湯などで清熱と去痰をするようにして対処します。吐き気や腹痛などを伴う時は柴胡桂枝湯や小柴胡湯を併用するケースもあります。


②喉や気管支の炎症(肺熱)

風邪を引くとリンパの関所である扁桃腺に炎症が起きることがあります。また、更にそこを乗り越えて気管支に炎症が起こることもあります。この場合にもその炎症が不快刺激となり咳が出ることがあります。風邪の初期の咽頭炎には銀翹散、風邪がやや長引いて気管支に炎症が引き起こされている場合には銀翹散+五虎湯、竹葉石膏湯などが適応となります。


③肺の炎症

現代でいう肺炎や中医学でいう肺癰(ハイヨウ)などがこれにあたります。こちらは漢方ではなく現代医学にて治療を行います。症状が緩和した後にその人に見合った体質改善を行うようにします。


④乾燥による痰の凝集

大気の乾燥や老化や体力低下などによる津液の不足(体の水分不足)があると、風邪を引いている最中及び罹患後に気道が乾燥してしまい、気道を潤している粘液が凝集してしまうことによって咳が出ることがあります。空咳及び粘っこい痰が絡む咳が出ます。漢方では麦門冬湯や竹葉石膏湯、一風飲が適応になります。


⑤ウイルスや細菌が原因となっている場合にはその対応を

一番大事なのがこちらになります。ウイルス感染している場合には、例えばインフルエンザであれば抗ウイルス剤を、漢方では銀翹散を用い、細菌感染している場合には病院では抗生物質、漢方では五行草(食品なので効能効果は謳えません)を用いるなど、原因を改善するということを行わなければなりません。これを無視して対策していても、いつまで経っても感染→炎症→痰の発生が続くので咳が出続けます。(実際には自然消滅、自己免疫によって駆逐されることもあるので必ず出続けるということはありませんが、治癒スピードは悪くなります。)




更に、気管支が弱く咳が長引くというケースも

咳が出るメカニズムは上に書いた通りなのですが、中には薬などを使ってもなかなか咳が止まってくれない…という場合もあります。そして、風邪を引くと毎回咳だけがしつこく残るという訴えも付随。


この理由は「肺及び上気道が弱い」のが原因となっています。

誰にでもウイークポイントがあります。喘息になりやすいのもこのタイプです。肺及び気管支から咽頭部までが弱く、炎症を起こしやすい、炎症の修復力が弱い、気管支が狭くなってしまうなどの特徴があります。


この場合には気管支を取り囲む筋肉が収縮を抑制することや炎症の改善を助けるという方法を用います。咳喘息になると酸素の取り込みが悪くなり、命に関わることがあるので急性期は病院治療にお任せしますが、ある程度落ち着いている時には先ほど上にご説明した方法による漢方治療も適応になります。


そして、咳だけが残りやすく、悪化すると咳喘息に移行するといった方は、できれば症状が治まっている時に漢方にて肺を強化するという方法をとっておくといいでしょう。体質改善を行うことで風邪を引いても咳が出にくい身体に変化することができます。


方法としては

  • 肺を強化する

  • 肺に栄養を送る胃腸を強化する

  • 体全体を強化する腎の働きを助ける

などがあります。当店では冬虫夏草などの肺と腎の働きを助ける漢方薬を始め、その人の体質に見合った方法をアドバイスしています。お困りの方はぜひみやわきまでご相談くださいませ。




今回は以上になります。お困りの方はぜひ漢方療法を!

それではよい週末を^^






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