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夏季うつ対策は『脳の冷却と胃腸を整える食事』が鍵

  • みやわき健康薬局  宮脇 崇
  • 8月8日
  • 読了時間: 4分

こんばんは^^今日は天気がめまぐるしく変化しましたね。明日からも天候が変わりやすいようなので、洗濯ものや外出など気を付けるようにしてくださいませ。



さて、今回のブログは“夏季うつ対策は『脳の冷却と胃腸を整える食事』が鍵”というお題にて書き進めていきたいと思います。


ここにきてウツっぽい感じはありませんか?

食欲や睡眠の質に問題はないですか?

原因もないのに不安になる…という症状は出ていませんか?


もし、これらの症状が続く場合は「夏季うつ」かもしれません。




夏季うつって何なの?

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「夏季うつ」とは、季節性情動障害(特定の季節(主に秋や冬)に繰り返し現れるうつ病の一形態)で、夏場にうつ症状が現れる逆転型SADとして知られます。夏季うつ(Reverse SAD)は、季節性情動障害全体の中で約10%程度とされています。


夏季うつの主な症状

  • 不眠(寝つきが悪い、睡眠時間が短い)

  • 食欲低下・体重減少

  • イライラ・そわそわした焦燥感

  • 不安感の増加や過敏性の上昇

  • 何をやっても楽しめない

  • 外出や日常業務が億劫になる

  • 肩こり、胃もたれ、便秘・下痢、頭痛、耳鳴りなど身体的不調


夏季うつの原因

  1. 過剰な日光や高温が自律神経や脳機能に悪影響を与える

  2. 冷房と暑い外気の行き来による自律神経の失調

  3. 夏休みや夏季休暇などによる生活リズムの乱れ

  4. 胃腸機能の低下

  5. 多汗や暑さによる心身の活性や潤い低下



まとめますと、通常、季節性のうつは太陽光の不足によってセロトニンの分泌及び心身の活性(刺激や熱不足)に問題が生じることが主の要因(冬季うつ)となりますが、夏の場合は気温の上昇や内外の気温差によって脳及び全身が疲れてしまうことが原因となり発症するという違いがあります。





改善として有効なのが「脳の冷却と胃腸を整える食事」

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身体が熱くなれば脳にその熱が移り脳も暑くなってしまうので、脳だけに限定するのも違う感じがしますが、脳にとって最も良いとされる温度は22~24℃で、少し涼しいと感じるくらいの環境が理想的。暑すぎると脳の機能が低下して自律神経の乱れなどが生じやすくなるというのがあるので、あえて「脳の冷却」という言葉を使わせていただきました。



脳は、周囲に筋肉や脂肪が少なく、外気温の影響を受けやすい部位であり、さらに全身の健康状態に対して大きな役割を果たしているというのがあるので、脳に注目して夏を過ごすことが大事になります。



夏季うつ対策としての「脳の冷却(熱対策)」方法

  • 直射日光を避ける(日傘や帽子の活用)

  • エアコンをしっかり使う

  • 就寝時間と休憩時間はたっぷりしっかり

  • 暑熱の環境に長時間いることや過剰な運動、暑い風呂などは避ける

  • 必要に応じて、冷たいタオルなどで首や頭を冷やす

  • ストレスから遠ざかる

  • 適切な水分補給

  • バランスの取れた食事を心がける(タンパク質を意識)

  • ぬるめの入浴や軽い運動などで血流改善+リラックス




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次は胃腸を整えることになります。

胃腸はいわずもなが栄養や水分の入り口になります。ここの機能が低下していると、当然のことながら全身の栄養状態が悪くなりますし、脱水傾向にもなるので熱中症や体温の上昇が生じやすくなり、先ほどご説明した脳の冷却に対してもよくない方向の影響を与えてしまいます。


また、胃腸の機能が低下すると、神経を介して自律神経のバランスを大きく乱すことになるので、だるさや動悸、やる気が出ない、不安感などの多彩な不快症状の原因になります。


以上のような理由があるので、夏季うつ対策としては、胃腸の働きを健全な状態に維持することがとても大事になります。


夏季に胃腸の働きを健全に保つために有効なこと

  • 冷たい飲み物はほどほどに(飲み物はちょびちょびゆっくり)

  • 味の濃いものや脂っこいものはほどほどに

  • 就寝前はなるべく飲食しない(食事は3時間前までに済ませる)

  • 食べすぎ、飲みすぎはしない(腹八分目)

  • 早食いしない(ゆっくりとよく咀嚼して食べる)

  • 食事の内容はバランスよく(麺類だけは✖ 栄養バランスの偏り→体力低下→胃腸の動きも悪くなる。食物繊維不足→腸内環境の悪化→メンタルの悪化)

  • 火を通した温かい食事をこころがける


いつも漢方家が言ってることですね。これらをしっかり守ることが大事になるということです。




他にも対策法はたくさんありますが、とりあえず大事な2つをご紹介しました。

暑いからと言って閉じこもりっぱなしになると、セロトニンの合成が滞り、冬と同じ原因にてうつが発症することもあるので、適度に外に出て日光に当たることも必要となります。大事なのはバランス。うまくバランスを取りながら夏を乗り越えてくださいませ。


各種漢方薬も対策に有効です。お悩みの方はぜひご相談くださいませ。





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