こんばんは^^気温こそ低いですが、朝からとてもいい天気となりましたここ鹿嶋地方です。そろそろ暖かい春が待ち遠しくなってきましたね。
さて、今日はネットで話題の「ヤクルト1000」が睡眠の質を改善させる理由について本気で考えてみました、というお題でご説明していきたいと思います。
ツイッターなどを閲覧していると「ヤクルト1000で本当に不眠症が改善した」「朝起きた時のスッキリ感が違う!」などの書き込みをよく目にします。
それを見て「なに~!」とめちゃくちゃ気になったので早速スーパーに買いに行ったものの、どこへ行っても売り切れで販売されていませんでした…(人気なんですね)。
なので、私自身は試せていません。ネットのうわさが本当かどうか分かりません。すみません。
で、ですね。今回はいろいろな情報を基に「なぜヤクルト1000が睡眠の質をよくするのか」について調べてみました。
その結果、得られたのがことをお知らせしますね。
理由:ヤクルト1000で腸内環境が良好になると、睡眠に関わるホルモンの合成が活発になるから
結論から申し上げますね。
ヤクルト1000で腸内環境が良好になると、睡眠に関わるホルモンの合成が活発になるので睡眠の質が良好になると考えられます。
腸内細菌には睡眠や精神安定に関わる「メラトニン」と「セロトニン」というホルモン及び神経伝達物質の合成を行うという働きがあります。腸内環境が良好だと、この両物質の合成が促進されるので、結果、睡眠の質がよくなります。
また、腸内の善玉細菌は各種ビタミン(ビタミンB1、B2、B6、B12、K、ニコチン酸、葉酸)も合成します。これらビタミンは体内のエネルギー代謝を活発にするという働きがあります。腸内環境が悪いとこのビタミンの合成も滞るので「日中の代謝が低下する→自律神経が乱れる→眠りの質が悪化する」という状況になるので更に眠りを悪化させます。
✅メラトニンとは
メラトニンは、朝起きて光が目に入ってから14〜16時間後に脳深部の松果体から分泌され、心身をリラックスモードにすることで、自然な眠りを促す働きをしているホルモンです。
✅セロトニンとは
心のバランスを整えてくれる脳内物質のひとつで、心と身体を安定させ、幸せを感じやすくする働きを持つ神経伝達物質です。朝~昼に分泌が増えます。
筑波大学のマウスを使った研究によると、腸内環境が悪い群では、ビタミンB6が有意に減少し、精神を安定させる働きのある神経伝達物質である「セロトニン」が枯渇していた。
また、本来は睡眠をとる時間帯に活動が増え、逆に活動が盛んな時間帯に睡眠をとっており、昼夜のメリハリが弱まっている。睡眠時において、眠りが浅い睡眠であるレム睡眠がより多く生じていることを明らかになったと発表されています。
腸内環境悪化が招くのは睡眠の質悪化だけではない
✅腸内環境悪化のサイン
肌トラブルが増える
免疫低下(風邪をひきやすいなど)
気分が沈みがちになりやすい
便やガスの臭いがきつい
下痢便秘が増える
✅腸内環境の悪化が招くとされる疾患
肥満
糖尿病
大腸がん
動脈硬化症
炎症性腸疾患
過敏性腸症候群
✅腸内環境悪化の要因
✅腸内環境を良好にする方法
プレバイオティクス(善玉菌のエサとなる食べ物)をよく食べる(オリゴ糖・キウイ・りんご・さつまいも・きのこ)(オリゴ糖はネギ、ゴボウ、玉ねぎ、大豆、アスパラガス、バナナに多く含まれています)
食物繊維の適度な摂取
運動の習慣
発酵食品の適度な摂取(納豆、漬物、みそなどの摂取)
朝食を食べる
バランスの良い日本食を基本とする。腹八分目、しっかり噛んで飲み込む
今回の記事は以上になります。
私はヤクルト1000は飲んでいませんが、以上のような効果があるので、恐らくそれなりの効果はあると思います。ですが、眠りの質を悪化させる原因は他にもいろいろあるので、誰もが改善するということではないと思います。
ご質問はみやわきへまで。
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