眠くてしょうがない…秋は眠気の季節である理由
- みやわき健康薬局 宮脇 崇
- 2025年8月29日
- 読了時間: 6分
こんばんは^^今日も一日暑かったですね。残暑と呼ぶにはあまりにも酷な気温となっています。そして明日明後日も暑く、さらに来週火曜日には、ここ鹿嶋市では今季一番暑い36℃という最高気温予想となっています。熱中症には十分注意してくださいませ。
さて、今回のブログの内容は「眠くてしょうがない…秋は眠気の季節である理由」になります。
皆さん眠くないですか?
まだ大丈夫かな??
暑い暑いといっても、9月の7日からは「白露」。二十四節気の1つで、太陽の光を浴びて草木に降りた露が白く輝いて見える頃、つまり秋の訪れを感じる時期とされています。
この時期になってくると眠気を訴える方が急増。
今回のブログはその原因と対処法にてついてご説明してまいります。
秋口に眠くなる理由

✅秋口に眠たくなる理由
夏の疲れ
暑さストレスが解消されることによる心身の活性低下
日照時間の減少
季節の変化による自律神経への影響
順番に説明しますね。
①夏の疲れ
最近の夏は本当に暑さが厳しくなりましたよね。今年の夏も各地の35℃超えが連発するという異常な暑さとなりました。当然のことながら、このような暑さになると心身が疲弊します。多汗による消耗や暑さによる脳及び内臓への疲弊、食欲や睡眠への悪影響など様々な要因が発生して心身を疲れさせます。その疲れが蓄積するのが夏の終わり。体力が乏しい方は夏の中盤くらいから疲れを訴える傾向にありますが、多いのは夏の終わりから秋口に疲れを訴えるというケースです。その疲れによって眠気を感じやすくなります。
②暑さストレスが解消されることによる心身の活性低下
夏はイライラしませんか?その理由は暑さや汗、強い太陽光などの刺激によって脳が興奮するからです。日差しが肌にジリジリ当たっているだけでも交感神経が刺激されています。それによって心身が活性化して夏は活動的になるのですが、一方で活性化させているということはそれだけ疲れるということを意味し、さらに、その刺激が弱くなると「逆に心身の活性が落ちて眠たくなる」という状況が作り出されます。
この現象は心身が弱って引き起こされているケースもありますが、多くの場合は急に刺激がなくなることによる「落差」によって発生します。
夜は身体の深部体温が低下することによって深い眠りにつくことができます。秋になると、急に脳の温度が下がりやすくなることも、眠気を覚えやすくなる理由になります。
③日照時間の減少
このところ日が暮れるのがめっきり早くなりましたね。真夏だと7時過ぎまで明るかったのが、今は6時半には真っ暗です。
このように、秋になると日が短くなり、太陽光を浴びる時間が減ります。光は脳内のメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌を抑える役割があるため、日照時間が減るとメラトニンが増え、眠気を感じやすくなります。
④季節の変化による自律神経への影響
秋雨前線などによる気圧の急激な変化、夏から秋、秋から冬への季節の移ろいなどの変化は自律神経を刺激します。特に暑い時期から寒い時期への変化は「リラックスモード」「鎮静モード」に自律神経を誘導しますので、眠気や気分がセンチメンタルになるなどの変化を引き起こします。
眠くてしょうがない…どうしたらいい?

夏の疲れや季節の変化による自律神経の失調、そして暑さ刺激が乏しくなってきたことが要因なので、時間の経過によって軽減してくるので心配する必要がありません。
ただ、人によっては日常生活まで困難になってしまうほどに心身の活性が落ちてしまうケースもあるので注意が必要です。
この場合には「原因をしっかりと見抜いて改善する」ことが必要になります。
✅秋の眠気が度を越してしまう原因
夏バテ(暑さによる消耗が激しい+胃腸の機能低下)
漢方でいう血虚(血の不足+栄養不足)による影響
自律神経の失調
順番に説明しますね。
①夏バテ
夏に心身を酷使した、冷たいものを摂りすぎた、汗をかきすぎた、冷房にて心身を冷やしすぎた、睡眠時間+休む時間が短かったなどがあると心身が弱ってしまうので、秋に眠気や脱力感、足腰がだるい+痛い、食欲がない+下痢や便秘が続くなどの症状が出やすくなります。
この場合には心身をしっかりと休めることや、温かい火の通ったものを口にする、無理をしないでたっぷりの睡眠時間を取るなどを徹底するようにします。漢方では麦味参顆粒や補中益気湯、参苓白朮散などで元気を養うという方法にて改善します。
②漢方でいう血虚(血の不足+栄養不足)による影響
貧血や脱水、栄養状態の悪化などがあると、当然のことながら心身の活性低下の影響を強く受けることになります。秋は暑さ刺激の低下によって心身の活性や筋肉の収縮などが低減します。そうなると脳に血液や酸素が回りにくくなるのですが、血虚があると更に頭部への血流が悪化するので眠気が強く出るようになります。めまいやだるさ、髪が抜ける、肌が乾燥する、目がしょぼしょぼするなどが血虚の症状です。
対策は血を増やす食材(レバー、赤身肉、あさり、ほうれん草、小松菜、納豆、ひじき)などを意識することや、頭部への血流を増やすために「無理のない程度に下半身の筋肉を鍛えること」などが改善法になります。そうした上で、人参養栄湯、当帰芍薬散、補中益気湯などの血を増やす漢方薬を用いる(体質や症状にあったものを)と改善しやすくなります。
③自律神経の失調
メンタル疾患や神経質で天候の変化や周囲の変化に敏感に反応してしまう方、旅行やお祭り、季節の変化、新学期などの変化が多いときにぐったりと疲れてしまう又は風邪を引いてしまうなどがある方は、夏の終わりから秋の変化により、自律神経が失調しやすくなるので体調が悪くなることが多いです。
対策はなるべく視床下部(自律神経をコントロールしている場所)を疲弊させないように、規則正しい生活を送る、適度な運動を日課とする、食事はバランスを取れたものとする、暴飲暴食しない、ストレスから離れる、夜更かししない、アルコールは少しだけ、寒い又は暑い環境を避ける、②で説明した血や栄養を増やすなどを心がけるようにします。そうした上で、自律神経を整える作用のある逍遥散や柴胡桂枝乾姜湯、半夏厚朴湯などの漢方薬(その人にあったもの)を利用するようにします。
今回は以上になります。
夏の終わりから秋にかけては「誰でも眠たくなり」また「センチメンタルになる」「ちょっと不安が出る」時期になるものなので、それほど深く考えなくてもいいのですが、ちょっとだけ心身のバランスを崩している時期でもあるので、少しだけ心身を労わるような生活をしてあげてください。
素晴らしい週末を^^
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