暑くて汗を沢山かいた日でも湯船につかり体を温めた方がいいの?
- みやわき健康薬局 宮脇 崇
- 7月31日
- 読了時間: 5分
更新日:8月1日
こんばんは^^今日の鹿嶋市は朝から雲がやや多かったものの、晴れて暑い一日となりました。明日も今日と同じくらい暑くなるようなので、外出の際には無理しないようにしてくださいませ。
さて今回のブログは「暑くて汗を沢山かいた日でも湯船につかり体を温めた方がいいの?」というタイトルになります。
皆さん暑い時期のお風呂って億劫に感じませんか?
特に、日中に大量の汗をかいた時に、入浴にてまた汗をかくのは何となく嫌な気分になることがありますよね。
今回はこの疑問についてお答えさせていただきます。
ぜひ最後までお読みくださいませ。
「汗のかきすぎは心身を疲れさせるので注意」

漢方の古典では、汗は体液(津液)や気を消耗すると考えられ、「汗をかきすぎると心身が疲弊する」ため、過度な発汗は避けるよう戒めています。
また現代医学でも、暑い環境で何度も大量の汗をかく状態が続くと、水分や電解質の喪失に加え、体温調節や心血管系、自律神経への負担が積み重なります。その結果、身体的疲労だけでなく、集中力や判断力の低下、気分の悪化など精神的な疲労も生じやすくなることが知られています。
✅以上を裏付ける、汗によって心身が疲弊する原因
繰り返し大量の汗をかくと疲れるのは、「水分が減るから」だけではなく、体温調節のために心臓・血管・筋肉・脳が働き続けるためです。 発汗そのものは体温を下げるために重要ですが、その状態が長く続くと身体への負担が積み重なります。
要するに、汗を作り出す汗腺の働きだけでなく、体温を一定に保つために心臓や血管、自律神経、筋肉、脳などが働き続けることでエネルギーを消費し、心身への負担が積み重なるので、心身を疲れさせることになってしまうということですね。
実際に、汗をたくさんかいた後って疲れを感じますよね?
この疲れは体質によって違ってきますし、汗の量や水分やミネラルをしっかり補給しているかどうかなどによっても異なります。よって少しあやふやになってしまいますが、「汗を大量にかくという行為は心身を疲れさせる」というのは間違いありません。
※もちろん汗は体温を調節するために欠かせない大切な生理反応です。問題なのは「汗をかくこと」ではなく、「汗をかき過ぎる状態が続くこと」になります。
よって、再び入浴にて湯船につかり汗をかくのは慎重になるべき

絶対にダメ!ということではありません。
慎重になるべきという意味になります。
日中に仕事にて汗をたっぷりかいて、その後、ジムに行きそこでも汗をかいた。夜になり帰宅して入浴した際に「さらに大汗をかいた」という場合には、汗をかきすぎている可能性が高いので「エネルギーを消耗し過ぎている」という懸念が出てきます。
安全性が高いのは「ぬるめのお湯に短時間つかる」ようにすることです。
心身の消耗を抑えるという意味ですね。
実際には、その時の心身の充実度や体力、汗の量、慢性病の有無なども関わってきますので一概にダメとも大丈夫ともいえません。とはいえ、健康に問題を発生させる人もいらっしゃると思いますので、一律に安全の観点から「控えた方がいいかも」という表現になります。
ここで入浴にて湯船につかる効果も確認しておこう

画像にある通り、入浴にて湯船につかるという行為にはたくさんの効果があります。
血行促進
身体を温める
疲労回復
筋肉の凝り緩和
睡眠の質を高める
リラックス効果
ストレス軽減効果
美肌効果
免疫力アップ
血圧の安定
デトックス効果
消化の促進
なので、汗をたくさんかいたからといって湯船につからないのはあり得ない!
と考える方もいらっしゃると思います。
しかしこれらの効果があったとしても、過ぎたるは及ばざるがごとし。
状況によっては、多汗による心身の衰弱や心臓への負担、さらに、のぼせがひどくなる、自律神経が余計に不安定になるなどの不調が出ることがあるということを知っておく必要があります。
場合によっては「浴室内で熱中症(浴室内熱中症・入浴関連熱中症)」になることもありますので、特に熱い湯に無理してつかるなどは避けた方が間違いありません。
汗を多くかいた日でも、どうしても入りたいという場合は

夜になって体が冷えてきたので温まりたい
湯につかった方が疲れがよくとれる
皮膚や頭皮の汚れがしっかりとれるので温まりたい
温まった方が熟睡できる
ルーティーンなので湯につからないと気持ち悪い
などの理由で、汗をかきすぎて疲れているけどお湯につかりたいという方もいらっしゃると思います。
その場合は「湯温を低めにして入る」という方法をご提案します。
38℃~40℃くらいの湯温にして、汗が大量にでないように調整します。また入浴時間も短めにした方がいいでしょう。さらに換気などを行い、風呂場の温度が上がりすぎないようにすることも行うようにします。脱水にも注意してしっかり水分+ミネラルの補給も行っておくというのも大事になります。
これらを守りながら、上がったのちに「気分がよく、翌朝も疲れが取れてスッキリしている」ならば問題ありません。一方で入浴後に疲れている、動悸や息切れがする、翌朝も心身が重い…という場合は無理して入浴(湯につかる)しない方がいいかもしれません。
今回は以上になります。
汗を流すという行為は適度ならばスッキリして気持ちがいいですが、大量になると体力を消耗させてしまうということを覚えておいてください。それにより、汗をかくという行為をどのように管理していけばいいかを知ることができます。
大切なのは、その日の体調や汗の量に合わせて入浴方法を調整することです。「汗をかいたから入らない」「毎日必ず熱いお風呂に入る」という極端な考えではなく、自分の身体の反応を見ながら無理なく続けることが、夏を元気に乗り切るポイントになるでしょう。
良い週末を^^



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