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  • みやわき健康薬局  宮脇 崇

加齢臭の原因と漢方薬

こんばんは^^台風の影響か分かりませんが真夏のような暑さとなりましたここ鹿嶋地方です。今年は半袖で過ごす時期が長いですね。



さて、「加齢臭の原因と漢方薬」ということですが、皆さん加齢臭って知ってますか?現代はスメルハラスメントなんて言葉がある通り臭いに敏感な社会となっています。他人に迷惑をかけないように、適度に臭い対策を施す必要があります。


ということで加齢臭です。加齢臭は40過ぎから出るとされており、主に「脂質の酸化」によって古い油のような、青臭いような臭いがするのが特徴です。


人間の体には脂質があります。皮膚の表面も脂質で覆われています。この脂質が腐ると加齢臭がします。若い時は抗酸化力や代謝が活発なので脂質があまり酸化することがないのですが、40歳を過ぎてくると酸化しやすくなり結果加齢臭が出やすくなります。


そして、更にその酸化に大きく関わっているのが「性ホルモン」です。女性ホルモン、男性ホルモンは脂質の酸化に大きく関わっており、減少してくると脂質が酸化しやすくなり、結果、加齢臭はもちろん、その他

・頭髪が薄くなる

・肌に皺やシミが増える

・顔色が悪くなる

・血流が悪くなる(高血圧・動悸・不整脈)

・関節や筋肉の炎症が取れにくくなる(関節痛)

・疲労が抜けにくくなる

・怪我などの回復が悪くなる

・性格が変化する(前向きな思考な減る、愚痴が多くなる、妬み、恨み、逆上などが増える)

・やる気の減少

など様々な不快症状が生じやすくなります。


これらを含め、加齢臭の対策として有効なのが漢方薬です。申し上げた通り、加齢臭の原因は脂質の酸化なので、抗酸化作用の高い各種漢方薬(心沙棘、加味逍遙散、桂枝伏令丸、シーアルパ100、シベリア霊芝など)を用いながら、性ホルモン作用のある漢方薬(͡コ菊地黄丸、知柏地黄丸、海馬補腎丸など)を体質に合わせて用いることが対策になります。更に場合によっては脂質過剰を防ぐ温胆湯、田七人参、大柴胡湯なども必要になります。また、脂質代謝は肝臓が担っているので肝臓に対するケアも大事になります。


以上を行いながら、性ホルモンを活発にする各種運動や人との触れ合いなども適宜行う必要があります。当然ですが、抗酸化作用のある野菜や果物を含めた「バランスの良い食事」を心がけることや、心身を疲れさせないような「規則正しい生活」も守るようにします。


特にストレスは活性酸素を発生させると共に、肝機能にも悪影響を与えるので、なるべくストレスフリーを心がけるようにしましょう。


自分の加齢臭は寝具の臭いで確認することができます。就寝前に枕やシーツなどに鼻を近づけてみて古い油のような臭いがすればそれが加齢臭です。2~3日以上使っているのに臭わなければセーフです。


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