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  • みやわき健康薬局  宮脇 崇

閃輝暗点の原因と漢方薬による改善法

こんばんは^^今日は最低気温1℃と真冬の寒さとなりましたここ鹿嶋地です。ここから年末まではずっと同じような寒い日が続くようなので身体を冷やさないようにご注意くださいね。



さて、「閃輝暗点の原因と漢方薬による改善法」ということですが、このところ閃輝暗点のご相談が非常に多くなっています。年齢は20~30代の方がほとんどです。今回はこの閃輝暗点についてじっくりと解説していきます。



✅閃輝暗点とは?

突然視野の中に稲妻のようなギザギザの光の波が現れ、徐々に四方に広がり、その場所が暗くはっきり見えなくなる現象をいいます。


✅閃輝暗点の原因は?

脳の中で視覚野である後頭部の血流が何らかの理由で悪化し、それが治った時に閃輝暗点が引き起こされます。


✅閃輝暗点と片頭痛はなぜセットで出るの?

閃輝暗点は後頭部の血流悪化が生じ、それが治った時に引き起こされますが、その後、血管収縮の反動によって逆に異常に拡張すると、広がった血管が神経を刺激して片頭痛を発生させます。




閃輝暗点は脳血流の変化で発生する


先ほども説明しましたが、閃輝暗点は「脳血流が変化」したときに起こります。その変化は人それぞれですが、主に以下のような原因で発生します。


✅閃輝暗点の原因となる「血流の変化が起こりやすい行動」

  • ストレスからの解放

  • 労働からの解放

  • 寒い環境から急に暑い環境に移動

  • 暑い環境から涼しい環境への移動

  • チーズ、チョコレート、たらこ、サラミ、ソーセージ、ビール、ワインなどのチラミン(チラミンは血管を収縮させる)を含むものを食べた後

  • 喫煙による血管の収縮→時間経過による拡張

  • カフェインによる刺激

  • アルコールによる刺激

  • 性行為

  • 激しい運動


更に視覚情報に関わる領域(後頭葉視覚中枢)に血液がうまく循環していない状態でも発生することがあります。原因として脳梗塞や過労による血流障害などがあります。この場合は頭痛を伴わないことが多いという特徴があります。重大な病気のこともあるのですぐに医療機関を受診するようにしましょう。


先ほど挙げた、閃輝暗点の原因となる「血流の変化が起こりやすい行動」については、視覚情報に関わる領域(後頭葉視覚中枢)への血流が悪くなったことが原因で発生したものの、その後に視野中枢への血流が急回復するのですが(急回復した証拠として片頭痛が出る)、脳梗塞などは血流が回復しないので痛みが出ません。





漢方では「なぜ血流が悪くなるのか」を考えて改善していく

漢方では、なぜ閃輝暗点の原因となる後頭葉視覚中枢への血流が悪くなるのか、について考えて治療していくようにします。

  • チラミンの過剰摂取による血管の収縮→チラミンの摂取をやめてもらう+血管の収縮を抑制する漢方薬(逍遥散、桂枝茯苓丸、川芎茶調散など)

  • ストレスや労働による神経の昂り→脳の興奮を抑制する漢方薬(加味逍遙散、抑肝散加陳皮半夏など)

  • 気温の変化による血管の変化→のぼせている場合は冷ます(二至丹、温清飲など)、冷えている場合は温める(呉茱萸湯、苓桂朮甘湯、桂枝加竜骨牡蛎湯など)

  • 喫煙やカフェイン、アルコールなどによる刺激→神経の昂りを抑制する漢方薬(抑肝散加陳皮半夏、釣藤散、柴胡加竜骨牡蛎湯など)

  • エネルギー不足によって神経質で刺激に過敏に反応→漢方薬にて陰や血などのエネルギーを補充する(婦宝当帰膠、杞菊地黄丸、桂枝加竜骨牡蛎湯、帰脾湯など)

  • 体に余分なものが停滞しているが故に血流が阻害されている→余計なものを排除する漢方薬の利用(温胆湯、五苓散、冠脈通塞丸など)


基本的にはこんな感じです。必ず原因はあります。


多いのがストレスや過労による脳血管の収縮から解放された時に閃輝暗点が生じる方です。休憩時間や仕事が終わった後、気が抜けた時などに閃輝暗点が生じるというケース。この場合は過度の緊張がある場合には緊張を緩和させる漢方薬、エネルギー不足がある場合には陰や血を足すという漢方薬を用いるなどの方法によって改善していきます。


また、運動不足や過労によって心身の活性が低下しているが故に出るというケースも。運動不足による筋力低下や過労、貧血などにより重力に逆らって血液を頭部に循環させることができにくくなり、結果、脳血流が悪くなり閃輝暗点が発生します。改善は漢方薬にて気や血を補うようにします。筋トレも効果的です。


気付いていない方が多いのがカフェインやチョコによる血管の収縮。チョコを食べても出る時と出ない時とがあるので、本人からしても「本当にチョコなのかな…」と確信が持てません。このような時は一旦原因と思われる飲食物を辞めてみることをおすすめします。1か月ほどやめてみて出なくなるのであれば、その飲食物が原因ということになります。




今回は以上になります。

私の今までの経験ですと、漢方療法はかなり有効なのでぜひご利用になってみてください。ご相談お待ちしています。




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