みやわき健康薬局  宮脇 崇

2020年8月24日5 分

ダイエットを始める際にまず初めにやめるべきもの

最終更新: 2020年8月25日

こんばんは^^昨日あたりから急に秋風が吹くようになり「涼しい」と感じるようになりましたね。夕方も6時半をすぎると急に暗くなるほど日が短くなりました。季節は知らない間に進行しています。

さて、「ダイエットを始める際にまず初めにやめるべきもの」ということですが、皆さんダイエットしてますか?そのダイエットに役立つワンポイントをお知らせします。

まず、1番始めにやめるべきは「アルコール」

これはやめたくない…とおっしゃる方が多いかと思いますが、心を鬼にして「ダイエットをする際には1番目にやめてください」と断言します。

なぜか?

それはアルコールを飲むと「脂質代謝が低下」するので太りやすくなるからです。

肥満の原因になる脂肪は肝臓にて代謝されてエネルギーに変換されて燃やされますが、アルコールを摂取するとアルコールの分解に肝臓の機能が使われてしまい、脂質代謝は後回しになります。

そうなると、通常は燃焼される脂質が肝臓に溜まっていってしまい、脂肪肝という状況を作り出します。脂肪肝になるとインスリン抵抗性という状況が作り出され、血糖値が安定せず、過食の原因となり肥満を進行させてしまいます。

更に、肝臓の解毒作用に体全体のエネルギーを奪われてしまい、その他の代謝機能が低下してしまい、結果、太りやすくなるというのもあります。

また、アルコールと一緒に摂るつまみが高カロリーなものが多いこと、アルコールは食欲を亢進させることなども要因となります。

2番目にやめるべきは「甘いジュース」

百害あって一利なしというと怒られちゃいそうですが、脱水になっている時以外は甘いジュースは必要ありません。糖質は普段の食事で十分足りています。どうしても取りたい!という感情も理解できますが、単に「糖依存」が作り出されていているだけで、一定期間やめると摂りたくなくなるのでしばしの我慢です。

よく「カロリーゼロ」などと謳っている甘いジュースを見かけますが、こちらも同様にダメです。何故かというと「糖依存」からの脱却が困難となるからです。舌、喉、脳が糖を欲しがってしまうという状況から抜けらせないからです。必ずカロリーゼロ商品だけではなく、甘いチョコなども欲しがってしまうはずです。

スポーツをやっている、仕事で汗をかくなどの場合は、吸収率がよくなるのでスポーツドリンクのような甘い飲料水を飲む必要性がありますが、あまり汗をかかない方でダイエットを行いたいという人はやめてしまいましょう。

3番目はパンと間食

三番目は2ついっぺんに上げてみました。パンは基本的にNGです。朝食や昼食の炭水化物の代わりという食べるならギリセーフですが、10時や3時、寝る前など、小腹が空いた時に食べるのはおすすめできません。なぜか、カロリーがすごいので。ちなみにセブンイレブンのメロンパンは1個で340キロカロリーとかなりヤバめです。脂質や糖質の量も多いので太りやすいものの代表格です。

パンはカロリーの割には腹持ちがよくないのですぐにお腹が減ります。なので、つい間食を増やしてしまい、次の食事の量を増やしてしまうというデメリットも。

そして、いわずもがな「間食」です。

間食するくらいなら食事をしっかり摂りましょう。寝る3時間前からの間食は全て身になると思ってください。なので「夜の間食」「夜の飲みながらのつまみ食い」は絶対にNGです。

ビーマルワン指数というのがあり、午後2時に食べた場合と、午前2時に食べた場合とで食べたものがどのくらい体内に残るか計測した結果、午前2時の摂取すると、午後2時と比べて12倍もの量が体内に残るという結果が出ました。

分かりやすく言うと、夜に食べたあんパン1個が、夜に同じ量を食べると12個分になるということです。それだけ夜はカロリーが消費されないので、ほぼ身になってしまうということです。

最後に「食事のバランス」も大事になる

人間の脳には、満腹を感じる物差しとして「栄養のバランスを重視する」という傾向があります。

何を言いたいかというと、脳はお米だけをお腹いっぱい食べても満足せず、ビタミン、ミネラル、たんぱく質、脂質、糖質などの栄養素をバランスよく摂取して初めて満足します。

当たり前といえば当たり前ですよね。体は色々な栄養素で出来ています。よって色々な栄養素をバランスよく食べることが大事であり、それを脳が無意識のうちに「満足度」として知らせているのです。

このバランスが守られていないと、脳は満足しないので例え満腹になっていたとしてもまた何かを食べたいという衝動に駆られます。その欲望に勝てればいいのですが、大抵の方は負けてしまいます。結果、ダイエットが成功しないということに。

以上を考えると、バランスの取れた食事を腹八分目とし、ゆっくり(ゆっくり食べると満足度が上がる)よく咀嚼して食べるようにするというのが一番いい食事となります。

日本食はとてもバランスがいいので、生鮮食品を使った日本食を常に意識するようにするといいでしょう。

そして最後の最後にやめるべきは「睡眠不足」です。最低でも7時間は眠るようにしましょう。そして寝る時は雑音と光をシャットアウトします。テレビを付けながら寝るなどは論外!何故かというと熟睡が妨げられて、脂肪燃焼効果のある成長ホルモンの分泌が滞るからです。また、寝不足はグレリンという食欲を亢進させるホルモンの分泌を亢進させてしまいます。

以上、全て意識しても痩せない…という場合は

「摂取カロリー>消費カロリー」となっていることが考えられます。もし病気などでなければ、全体的な摂取量を少し減らす、又は運動などを行う、筋力を増やすなどで消費カロリーを増やすようにするといいでしょう。

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