• みやわき健康薬局  宮脇 崇

若い人の食欲不振と高齢者の食欲不振とでは原因が異なる


こんばんは^^このところは一気に春めいてきましたね。今日の最高気温は12℃、土曜日は16℃くらいにまで上昇するようです。春ですね~!


さて、今日は「若い人の食欲不振と高齢者の食欲不振とでは原因が異なる」という理由でご紹介していきたいと思います。


皆さん食欲いかがですか?


しっかりあるという方は問題ないと思いますが、あまり食欲がない…食べるのはいいけど、その後に胃もたれしてしまう…などがある方は注意が必要です。


胃腸という場所は栄養を補う場所。ここの機能が低下してしまうと、体全体の栄養状態や代謝が低下してしまうことにより、元気の維持や全身の細胞の活性が低下してしまうので、健康状態が著しく悪くなってしまいます。


なので、その機能を常にいい状態にしておかなくてはなりません。


今回はその大事な胃腸の働きが低下する原因と対処法について、若者と高齢者に分けてご紹介していきたいと思います。




若者の食欲不振の原因として多いのが「ストレス」と「手足の筋肉の刺激不足」

50歳以下の比較的若い人の食欲不振の原因で多いのが「ストレス」と「手足の筋肉の刺激不足」になります。


一つずつ説明しますね。


①ストレス

こちらは皆さんご存じだと思います。スピーチコンテストなどでめちゃくちゃ緊張している時って食欲なくなりますよね?運動会のリレーを走った食後ってたくさん食べられませんよね?


これは極端に神経が昂っている時ですが、ストレス時も同じように神経が昂っている状態です。神経が昂ると体中のエネルギーが筋肉や脳に行くようになり、逆に胃腸へは行きません。また、全身の筋肉が緊張しているので、筋肉からできている胃腸も緊張しているので、食べ物を受け入れることができません。よって食欲がなくなります。


改善法はリラックスすること。これができれば苦労しないのですが、心身の緊張感を緩和させることが唯一の対策法になります。漢方では逍遥散や柴胡疎肝湯などの緊張を緩和させるものがよく用いられます。



②手足の筋肉の刺激不足

こちらは冷え性の方の改善法になります。胃腸という臓器は「熱」がないと動けません。漢方でも「胃熱」が入ると食欲が亢進するとされています。ある程度の熱があることにより、口から入ってきた飲食物を腐熟することができるのです。


この熱は手足の筋肉の活性によって生み出されます。現代人は暮らしが便利になったのですっかり手足の筋肉を使わなくなりました。それによって、体全体の熱が生み出されなくなり、結果、胃腸の機能低下や冷え症が増加しています。


改善法は筋トレをすること。手足を使うような家事などをしっかり行うことです。ウォーキングしながら手をグーパーし続けるという方法はおすすめです。漢方では胃腸を温める乾姜や生姜を主としたものが主となります。




高齢者の食欲不振の原因として多いのが「命門の火の機能低下」

高齢者の胃腸の機能低下も若者同様に「熱」が不足していることが要因なのですが、その熱の発生源が異なります。


若者の場合は手足の筋力低下でしたが、高齢者の場合は「命門の火の機能低下」が原因です。命門の火とは漢方でいう「腎陽」といって、内分泌系、泌尿・生殖器系、免疫系、中枢神経系の一部の機能が低下して、体全体の熱エネルギーが低下した状態をいいます。


ちょっと難しいですよね。簡単にいうと、老化や過労によって体全体の代謝が低下した状態をいいます。


体全体の代謝が低下してしまっているので、熱エネルギーが生まれにくくなり体全体が冷えてしまいます。当然、胃も温まりにくくなりますので、その機能を十分に発揮できなくなり、食欲が減退してしまいます。


改善法としては、体を冷やさないようにすること、寝不足しない、過労しないようにすると共に、精のあるものを適度に摂取することが大事になります(山芋、黒ゴマ、黒豆、白きくらげ、海藻、ベリー、骨付き肉、魚介類、すっぽん、アーモンド、クルミ、なつめ、ブルーベリーなど)。


漢方薬としては腎陽を増す働きのある八味地黄丸や鹿茸活腎精、附子人参湯などがよく用いられています。



その他、全世代に共通して暴飲暴食、冷たい飲み物、消化器(食道、胃、腸、肝臓、膵臓など)の不調や病気、過労、薬の副作用、こころの病気、風邪などの感染症、肺や心臓、腎臓、甲状腺などの慢性病などによっても食欲不振は引き起こされます。


その他、不快症状が重なる場合や症状が強い場合には医療機関で検査するようにしましょう。




以上、若い人の食欲不振と高齢者の食欲不振とでは原因が異なるの説明となります。ぜひご参考としてくださいませ。


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