花粉症によって眠くなったりイライラしたりする理由
- みやわき健康薬局 宮脇 崇
- 3月13日
- 読了時間: 5分
こんばんは^^今日は一日穏やかな晴れでしたね。ただ気温が低いので白衣のまま外に出ると寒さが身にしみました。まだまだ寒さには注意が必要ですね。
さて、今回のブログの内容は「花粉症によって眠たくなったりイライラしたりする理由」になります。
なぜか花粉症で鼻がムズムズすると眠気がする…
春の鼻炎時期になるとイライラが止まらない…
などの症状がでるという方がいます。
今回は花粉症と心身の不調との関係についてご紹介します。
炎症反応によって自律神経が乱される

まず、薬の影響もあるということを冒頭に申し上げておきます。花粉症の薬が全てメンタルに影響を及ぼすということではありませんが、影響を及ぼす薬がありますので、その影響にて眠くなったり、だるくなったりすることがあります。まずこちらを覚えておいてください。
その上で、花粉症になると花粉の侵入に対して免疫が「炎症反応」を引き起こすので、その炎症によって眠たくなったり、イライラしたりなどの症状が発生するという説明をさせていただきます。
人間の体は「風邪をひいたら休む」という流れになるように作られています。
これは当たり前ですよね。休まないと命が危ぶまれてしまうからです。なので風邪に感染したら仕事や運動、勉強などエネルギーを消耗させるようなことはしないよう、心身をだるくさせて休ませるというシステムが備わっています。
そのシステムのメインとなるのが「サイトカイン」というたんぱく質です。
私たちの体内で免疫細胞などがこの物質を放出することで、他の細胞に「ウイルスが来たぞ!」「ここで炎症を起こして治せ!」といった指令を伝えます。
✅サイトカインの働き
免疫のコントロール:免疫細胞を活性化させて病原体と戦わせたり、逆に過剰な反応を抑える
炎症の発生::体が傷ついたり感染したりした際、熱を出したり腫れさせたりして修復を促す
細胞の増殖・分化: 新しい細胞を作ったり、特定の役割を持つ細胞へ成長させたりする手助けする
サイトカインは血液や神経を通じて脳に届き、自律神経の司令塔である視床下部などに「体に異常が起きている」というアラートを送ります。サイトカイン(特にインターロイキンなど)には、脳に「休め」という指令を出す働きがあります。
以上のような働きにプラスして、鼻づまりによる「睡眠の質悪化」も重なりだるさや眠気が助長されるという状況が作り出されます。
しかし、一筋縄にはいかないのが人間の体

サイトカインは全身に「休め」という信号を送るので基本的にはだるくなるという方向に行くと申し上げましたが、人間の体にはその他にも様々な感情を決めるスイッチがあります。
例えば不快刺激。花粉症によって鼻水が出る、鼻がつまる、目が痒くなる、肌が痒くなるなどの刺激は末しょう神経を通じて脳に不快な刺激をもたらします。この刺激は主に交感神経を刺激します。
また、鼻腔粘膜には脳に信号を送る(気温や湿度の変化や大気汚染、風邪ウイルスの侵入などを感知して脳に知らせる)という働きがあるのですが、この粘膜がアレルギーによる炎症にて刺激を受けると、脳に様々な信号が送られてしまうので脳が混乱します。この混乱が自律神経を乱します(交感神経と副交感神経のバランスを乱します)。
その他、不快症状による不眠→脳疲労、さらに昼間の眠気(アレルギーによる血管拡張も眠気を招く)なども自律神経を乱す原因になります。
以上のような理由によってだるい、眠いと訴える人とイライラする、怒りやすいなどの症状が出るという違いがあります。これらに元々の性格、その時の体調などが関係して人によって異なる症状を発生させます。
これらの症状を漢方の知恵で対策するには

✅漢方薬には
そもそもの不快症状の原因となっているアレルギー症状を緩和させる
全身の血流を改善して不均衡な状態を治す
興奮症状を緩和させる
脳の熱を緩和させて精神を安定させる
自律神経を整えてだるさや眠気を改善する
気血水を整えて自律神経の不均衡を改善する
睡眠状態を改善して睡眠の悪化による心身の不調を取り除く
などの改善に役立つ改善法があります。
各々、その人の症状や体質に見合った方法を選ぶようにします。
また、自律神経を整えるために
イライラしているならば、セロリ、春菊、柑橘系などの香りの強い食材
イライラ+火照りや熱感などがある場合には緑茶、トマト、大根などの清熱作用のある食材
だるさや眠気が強い時は山芋、カボチャ、キノコ、お酢など元気を補う食材
紫蘇、緑茶、玉ねぎ、ジャバラなどの天然の抗ヒスタミン食材
などにて対策するという薬膳の知恵を用いるのも有効です。
さらに
薬にてしっかりアレルギー症状を治す
規則正しい生活を送る
ジャンクフードや甘い菓子類、あぶらっこいものを避ける
睡眠と休養をしっかりとる
適度な運動で心身を動かす+ストレスを発散させる
冷え対策をする
鼻うがいの習慣
なども対策になりますね。
花粉症にプラスして心身のだるさや眠気、イライラなどの不調に悩まされている…という場合はぜひ漢方の知恵を借りてみてください。楽になるかもしれません。
今回は以上になります。 よい週末を!^^
ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。 TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ) mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp LINEはホーム→右上の人+マーク(友達追加)→検索→@578zspjvで検索してメッセージ下さいませ



コメント