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みやわき健康薬局  宮脇 崇

胃腸の機能低下の症状は食欲不振だけではない


こんばんは^^今日は一日天気が悪かったですね。明日はもっと大荒れになるという予報が出ていますので注意が必要です。



さて、「胃腸の機能低下の症状は食欲不振だけではない」ということですが、胃腸の機能が低下、障害されている時の症状といえば食欲不振や胸焼け、腹痛、下痢などがあります。一般的な症状であり、皆さんも経験があると思います。


しかし、サインはそれだけではありません。以下、胃腸の機能低下、機能障害がある時のその他症状になります。


  • 腹が鳴る

  • 吐き気がする

  • 腹部が張る

  • 味がしない

  • 月経量が多くなる

  • 痩せる又は太る

  • 手足がだるい

  • 唇があれる

  • ニキビ

  • 手足がむくむ

  • 肩こり

  • 眼精疲労

  • 疲れやすい

  • 季節の変わり目に調子が悪くなる

  • 風邪を引きやすい

  • 目の周囲の皮膚があれる

  • 口臭(胃の中の腐敗臭)

  • 肌が弱い

  • 情緒不安定

  • 動悸、不整脈

  • 息苦しい


などがあります。多彩すぎますね。でも、これでもたいぶ絞りました。



なぜこれだけの症状が出るのか?

いったいなぜこれだけの症状が出るのでしょうか?それは胃腸には

  • 消化吸収により全身を栄養する

  • 腹部の神経を介して自律神経、運動神経を刺激する

  • 腸内免疫の活性を左右する

  • 昇清(上にあげるの働き)により心身の活性を高める(むくみや息苦しさ、だるさ、眼精疲労、風邪を引きやすい、肩こりなどと関係)

  • 唇や口周辺~肛門とつながっているので多方面への影響がある

などの理由があるからです。



結論、胃腸を整えればかなりの不快症状は軽減される



先ほど不快症状をご紹介しましたが、あれだけ不快症状が出るということは、逆説的に、胃腸の状態を整えることによってかなりの不快症状を解決できるということになりますよね。


漢方では「胃腸はよく騒ぐ臓器」といわれており、ちょっと調子が悪いだけでも強い症状が出る臓器として有名です。それもそのはず、胃腸には最く「リスクの高い病原菌」が入ってくるからです。よって、腹部周辺には多くの神経が張り巡らされており、何か起きた時にすぐに脳へ信号が行くようになっています。また、腸周辺には沢山の免疫細胞が待機しています。


胃腸は自分で食べる量やスピード、栄養のバランス、殺菌状態、温度、鮮度、咀嚼、ストレスフリーなどを意識することによって守ることができます。とても大事なことなのでぜひ胃腸にやさしい生活をするようにして下さいませ。短期的にも有効ですが、長期的にも慢性病の予防改善などにも役立ちます。




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