こんばんは^^朝から湿度が高いジメジメした天気となりましたここ鹿嶋市です。熱中症になりやすい状況となっておりますので、十分に気を付けて過ごしてまいりましょう。
今回は「知ってる?ストレスが原因で起こる体の不快症状や病気」というお題でブログを書いていこうと思います。
皆さんストレスありますか?
ストレスで体調を崩したりされていませんか?
まずはストレスとは何なのか?
外部からの刺激などによって体の内部に生じる反応のことをいいます。
元々のストレスの意味は、機械工学の用語で「物体のひずんだ状態」になります。要するに、外からの刺激によって、体やこころに歪みを生じさせている状態を指すということがわかります。
✅ストレスの種類
物理的ストレッサー……暑さ、寒さ、騒音、過労、混雑など
化学的ストレッサー……公害物質、薬物、酸素欠乏など
心理・社会的ストレッサー……人間関係や仕事、家庭の問題など
これらによって身体やこころに歪みを生じさせ、様々な不快症状を引き起こします。
ストレスによって身体はどのような反応を起こすのか?
ストレスを受けると脳が興奮、緊張して副腎皮質ホルモンやアドレナリンが分泌されます。
これらのホルモンには交感神経を活発にさせるという働きがあり、その働きより血圧上昇、覚醒の促進、過度の緊張、血糖値上昇、不眠、動悸などが引き起こされます。
皆さん短距離競争をしたことありますか?運動会で競争しますよね。その時にドキドキしませんでしたか?「早く走らなければならない」「一番になりたい」と思うことにより、心身にストレスが掛かります。そのストレスによって交感神経が活性化されます。そして、交感神経の活性化によって筋肉がよく動くようになるので、早く走れるというメリットを得られます。
このように、緊張は成果を出すために必要なものでもあります。しかし、それが続いてしまうと、心身がずっと頑張っている状態となっているので、興奮や緊張が続くことによる不快症状や、心身の疲弊による不快症状などが出やすくなります。甲状腺機能亢進症という病気があります。甲状腺ホルモンは、体のさまざまな機能や新陳代謝を活性化するはたらきがある作用があります。このホルモンが亢進していると常に心身が活性化している状態となり、動悸・体動時息切れ・ふるえ・不眠・不安、体重減少などの症状が出るようになります。
何が言いたいかというと、緊張は興奮は一時的に心身を活発にしてパフォーマンスを向上させますが、それが過度になる又は長期に及ぶと、心身にとっては異常な状態なので、健康を害し、不快症状や病気を作り出す原因になってしまいます。何事もバランスが大事になるということですね。
ストレスが原因で起こる体の不快症状や病気
✅ストレスで起こりやすい不快症状が病気
疲労倦怠感
肩凝り
頭痛
めまい
免疫の異常、アレルギー
高血圧
動悸、不整脈
胃痛、下痢、便秘
腰痛
更年期障害
うつ病、不安障害、パニック障害
順番に説明しますね。
①疲労倦怠感
ストレスによって心身に負担がかかったりすると、そのぶん細胞はがんばらなくてはならず、多くの酸素を使ってエネルギーをつくろうとします。その結果、活性酸素も大量に発生。体内の抗酸化力が追いつかず疲労倦怠感が出てしまいます。単純に緊張が続くことによって心身が疲れるというのもありますね。
②肩凝り
ストレスを感じたときに力が入りやすいのが首と肩。当然のことながらその状態が続くと肩こりが発生します。
③頭痛
首や肩が緊張すると血流が悪くなって凝りや痛みが発生します。その凝りや痛みが後頭部の血流障害を発生させて痛みが生じます。また、ストレスによって脳に血液が集まりすぎてしまい、それによって血管が拡張する、神経が過敏になることで頭痛がでることも。更に過度の緊張→緊張からの解放によって頭部の血管が過度に拡張して片頭痛が発生することもあります。
④めまい
体がフワフワするように感じるめまい(浮動性めまい)は、心の状態やストレスが関係していることが多いとされています。ストレスにより交感神経の興奮が繰り返されることで頭部に血液が集まり血流が渋滞する、又はストレス疲れによって交感神経の機能低下や心身の活性低下、貧血などが引き起こされ脳の血流が悪くなり発生することもあります。
⑤免疫の異常、アレルギー
コルチゾールの分泌が過剰になると、肌の代謝バランスを乱します。コルチゾールが線維芽細胞に作用し、神経を刺激する成分の産生を促すというのが理由です。その結果、肌は小さな刺激にも敏感になり強いかゆみがあらわれやすくなります。
ストレスがあると、温度やホルモンバランスの変化などによって、免疫システムに悪影響を及ぼします。
⑥高血圧
ストレスを感じると心身は緊張します。その緊張によって血管が圧迫されて血圧が上昇します。その状態が続くことによって血管壁が硬くなり、動脈硬化を起こすとストレスを感じていなくても血圧が高い状態となってしまいます。
⑦動悸、不整脈
交感神経が刺激されると心臓の動きが早くなります。また、ストレスは冠動脈に一時的な痙攣を起こすことがあり、これが動悸や息苦しさの原因の一つという説もあります。
⑧胃痛、下痢、便秘
胃腸は病原菌の入り口でもあるため、悪いものが入ってきた時に過敏に反応して脳に知らせるという役割があります。逆に、脳の混乱を胃腸が受け取ってしまうという関係性があるため、ストレスがあると胃痛や下痢、便秘が発生します。
⑨腰痛
ぎっくり腰や椎間板ヘルニアといったような整形外科の問題によって起こるのではなく、原因不明の腰痛が続いているという場合はストレスが原因かも。ストレスによる腰痛は、ストレスによる血流悪化や痛みを感じにくくするセロトニンの欠乏などが関与しています。
⑩更年期障害
更年期障害による不快症状はストレスによって悪化することが分かっています。
⑪うつ病、不安障害、パニック障害
ストレスが続くことによる心身の疲弊、ストレスが続くことによる脳の過剰な興奮、そしてセロトニンやドーパミンによる神経伝達物質の不均衡、各種ホルモン分泌機能の失調、五臓の機能失調などが原因となり、様々な精神病が引き起こされます。
今回は以上になります。
ストレスがあるとこのような症状がでやすくなります。逆にこのような症状がある場合には、体がストレスを感じている可能性があるということです、また、ストレスは先ほど挙げたものだけではなく、体内のアンバランス(血の不足、体内水分保持力の低下、暴飲暴食など)によっても引き起こされることがあります。更に、悩みや妬み、下向きな妄想、認知の歪みが原因のことも。ストレスと言われても思い当たる節がない…という場合は、体の中や思考が原因なのかもしれません。お悩みの方はぜひ漢方療法をお試しください。楽になるかもしれませんよ。
ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。 TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ) mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp LINEはホーム→友だち→公式アカウント→「みやわき健康薬局」で検索してメッセージ下さいませ
Comentarios