top of page
みやわき健康薬局  宮脇 崇

真夏の暑い時にめまいがする理由と対処法

こんばんは^^季節の変わり目ということで目まぐるしく天気が変わりますね。それにしても今日のゲリラ豪雨にはビビりましたよね。



さて、今回は「真夏の暑い時にめまいがする理由と対処法」というお題についてご紹介して行こうと思います。


皆さん真夏のくそ暑い時って、何となくふわーっとし感じるめまいが起きることってないですか?


明らかなめまいという感じではなく、何となく頭がフワフワするような気がするといった程度のめまいです。


そんなめまいはせん!!という方はかなりお強い方だと思います。軽いめまいがする、あるいは感じたことがあるという方が多数(成人において)だと思います。




めまいがする理由は脳貧血

人間がめまいなどの揺れを感じるのは三半規管と小脳です。この場所への血液及び津液(水分)が滞りなく行われ、且つうっ滞が起こっていない状態であればめまいは生じません(厳密に言えば他にもいろいろありますが)。


暑くなると、体の熱を逃がそうと皮下の血流が盛んになります。体表部から熱を逃がそうと、体表部への血流が活発になります。そうすると、必然的に頭部へ循環する血液量が低下するので、平衡感覚を司る器官に問題が発生し、それがめまいとなって表れます。


非常に簡単な理由ですね。人間の血液の量は限られています。いつもは閉じている体表部の血管が拡張すれば、重力の関係で脳への血流が滞るのは必然です。


また、めまいだけではなく、脳への血流も悪化するので脳血管が拡張して頭痛も併発することがあります。更にボーっとする、やる気が起きないなども同時に出やすくなります。




めまい対策はどうすればいいの?


対策としては脳への血流を促すために「横になる」ことが第一になります。横になれば、重力問題が解消されるので、脳や三半規管への血流が戻るのでめまいは解消されます。


横になるほどではないのですが…。という場合には、必要以上に血管が拡張するのを防ぐためにカフェイン(ただし利尿作用があるので摂りすぎはNG)を摂取するという方法もおすすめです。また、体液を増加させるために塩分入りのスポーツドリンクを適度に摂ることも有効になります。


その他、クエン酸やアミノ酸、ビタミンB群などもエネルギー代謝を高めてくれるのでおすすめです。


当店では、補気作用のある「人参」が配合された漢方薬をおすすめしています。人参には神経を刺激して心身を活動的にさせるという働きがあります。それにより、全身の筋肉や血管が適度に収縮するので、頭部に血液が循環しやすくなるので不快症状が軽減されます。


私はよく麦味参顆粒という漢方薬をおすすめするのですが、この漢方薬を服用して真夏のめまいや頭痛が改善したという人が多数いらっしゃいます


人参にはエネルギー代謝も活発にするという働きがあるので、夏になると怠くなる…疲れやすくなる…という方の症状改善にも役立ちます。


更に、全身の血管が拡張すると、全身の血管を流れる血液のスピードが遅くなります。スピードが遅くなると血液が淀みやすくなる+脱水によって血液の粘性度が増していることによって、益々体内の熱が放散されにくくなり、熱中症などになりやすくなるという状況が作り出されることがあります。この場合の改善に有効なのが、先ほど説明した人参に血液の流動性を高める作用のある「牛黄」をプラスすることでめまいやだるさ、息苦しさ対策に役立てることができます。また脳梗塞などの予防にも◎




普段からの運動も忘れずに


人間には危機的状況を回避する能力があります。それは体が持つ調節機能です。


夏の暑さによって血管が過拡張しても、それによって脳血流が低下するなどの不具合が生じる場合には、脳血流が低下しないように調節する機能が備わっています。


この機能を普段から鍛えておくことが大事になります。


冷暖房は必要不可欠ですが、使いすぎてしまうと調節機能が低下してしまうので、なるべく外部との気温差を小さくするように心がけましょう。


また、毎日の運動は自律神経を鍛えることができるので、体の調節機能を高めることにも繋がります。ちょっと汗ばむ程度の運動&筋力トレーニング(筋力をつけておくと体全体の保水及び全身の血流を高めることができます)を毎日行うようにしましょう。


最後に、胃腸や肝臓の健康維持も大事になります。胃腸の機能が低下していると、栄養の吸収が悪くなることや、筋肉や皮膚機能の低下が引き起こされるのでめまいや頭痛が悪化します。


肝臓は水分保持及びエネルギー代謝に関与しているので、弱っていると、めまいや頭痛はもちろん、脱水&熱中症などの症状も出やすくなります。


なので、普段より消化の良い食事を心がける、冷たいモノを飲みすぎないなどで胃腸を労わる、酒タバコ、ストレス、過労などで肝臓を酷使しないなどを心がけるようにしましょう。




以上、真夏の暑い時にめまいがする理由と対処法のご説明となりました。夏になると調子が悪くなる…という方はぜひみやわきまでご相談くださいませ。





ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。 TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ) mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp LINEはホーム→友だち→公式アカウント→「みやわき健康薬局」で検索してメッセージ下さいませ

0件のコメント

Kommentare


bottom of page