こんばんは^^朝から冷蔵庫の中にいるような寒さとなりましたここ鹿嶋地方です。この先も寒い日が続くようなので身体を冷やさないように注意したいですね。
さて、本日は「男性の精力が低下する原因と対処法」という内容でご説明していきたいと思います。
男性諸君は大変気になる内容だと思います。女性の方はぜひ×を押してページをお閉じください。ここからは女人禁制です。
というのはウソ(笑)。ぜひ女性もご覧になり、精力が低下する要因を一つの知識として考えてみてください。
男性の精力が低下する要因
✅男性の精力が低下する要因
腎陽虚+腎精不足
腎陰虚+腎精不足
腎虚+胃腸の機能低下
心(脳)の疲れ
ストレス
痰瘀
肝の疲れ
体力の低下
慢性疾患や事故
順番に説明しますね。
①腎陽虚+腎精不足
腎とは腎臓、ホルモン系、生殖器系、脳、免疫などを含めたものを指します。これらの弱りと、全身の代謝が低下して体が冷えた状態をいいます。
心身の冷え、やる気が出ない、うつっぽい、尿がパンツにつく、夜間尿、関節痛、疲れ目などの症状がでます。全身の活性が乏しいので勃起しても長く続きません。興奮もしにくい傾向にあります。
【適応となる漢方薬】
海馬補腎丸、参馬補腎丸、鹿茸活腎精、八味地黄丸など
②腎陰虚+腎精不足
上に説明した腎の機能低下に陰虚と言って「体全体の水分量が低下した状態」なので、相対的に熱症状が強くなります。
顔や手足ののぼせや火照り、目や口の渇き、髪の毛が細くなる、イライラしやすい、興奮しやすい、肌の萎縮(シワが多い)、性欲も亢進傾向ですが精液は少ないなどの特徴があります。
【適応となる漢方薬】
六味丸、杞菊地黄丸、知柏地黄丸、亀鹿仙
③腎虚+胃腸の機能低下
腎虚と胃腸の機能低下が相まっている状態です。冷たいものの摂取や軽度のストレスによって胃腸の調子が悪い状態が続くと、栄養の吸収が阻害されるので、体全体が栄養されにくくなり、結果、栄養を原料としている精液や性ホルモンが乏しくなります。
食欲不振、下痢、消化不良便、唾液が多い、内臓が垂れ下がっているような気がする、太れない、いつも体がだるい、むくみ、頭痛などの症状があります。
【適応となる漢方薬】
「人参湯、六君子湯、補中益気湯、半夏瀉心湯」+①、②
④心(脳)の疲れ
精神疾患、慢性的なストレス、嫌なことがあるなどで脳の活性が低下すると、全身の司令塔の機能がダウンしている状態となるので、全身の機能が低下します。当然、生殖器系の働きも低下します。副腎疲労もあります。
やる気が全くない、何をしても楽しくない、心身が重い、だるい、喜怒哀楽が乏しい、身体が疲れやすく長時間何かを続けることができないなどの症状があります。
【適応となる漢方薬】
「補中益気湯、苓桂朮甘湯、帰脾湯」+①、②
⑤ストレス
ストレスによって脳の興奮が高い状態が続いていると、血や精が脳のエネルギーとして使われてしまうために精力が低下します。また、極度の緊張状態では自律神経の乱れによって不能になることがあります。副腎疲労もあります。
不眠、イライラ、不安、手の震え、喉のつまり感がある、下痢便秘交互、みぞおちを触ると硬く緊張している、落ち着かない、胸がざわざわするなどの症状があります。
【適応となる漢方薬】
「柴胡加竜骨牡蛎湯、桂枝加竜骨牡蛎湯、抑肝散加陳皮半夏」+「知柏地黄丸、天王補心丹、滋陰降下湯」
⑥痰瘀
暴飲暴食、運動不足、ストレス、水分代謝の低下などによって体内に水分や脂質、糖質などが蓄積して血流悪化や細胞の傷害などが進むと、性ホルモンの合成及び五臓+脳の活性が阻害されて精力が低下します。
肥満、舌に厚い苔がある、鼻炎、痰が多い、ジトっとした汗をよくかく、吹き出物が多い、口の中及び周りに湿疹ができる、陰部周辺が湿って痒くなる、尿の出渋り又は頻尿などの症状があります。脂質異常症、高血糖、高血圧、痛風。
【適応となる漢方薬】
温胆湯、竜胆瀉肝湯、大柴胡湯、桃核承気湯、調胃承気湯、ヨクイニン、冠元顆粒、シベリア霊芝、桂枝伏苓丸、田七人参
⑦肝の疲れ、弱り
強いストレス、飲酒、不要な薬やサプリの摂取、暴飲暴食、加齢などによって肝臓が疲れると、栄養の合成や毒性物質の代謝がうまくいかなくなるので精力も低下します。
体がだるい、肌が茶褐色、油ものが苦手、下痢便秘、便の色が変色、食欲低下、お腹が張る、情緒不安定、筋肉に力が入らない、足がつる、頭の回転が悪くなるなどの症状があります。
【適応となる漢方薬】
逍遥散、小柴胡湯、木鶏丹、杞菊地黄丸、シベリア霊芝、チャーガ、コルクレバン、BCAA
⑧体力の低下
老化や慢性病、精神疾患、寝不足、運動不足などによって体力が低下してしまうと、当然、心身の活性が低下するので精力も低下します。
疲れやすい、神経質、痩せる又は太る、風邪を引きやすく長引きやすい、飽きやすい、横になっている時間が長い、いつもぼんやりしているなどの特徴があります。
【適応となる漢方薬】
各種補気薬、補血薬、補腎薬などを体質に合わせて
⑨慢性疾患や事故
糖尿病・高血圧になると精力減退がみられます。事故によって頸椎や脊髄を損傷してしまうと、大脳より勃起の命令が下っても陰茎に伝わらなく全くの不能状態になります。
【適応となる漢方薬】
各種適応となる漢方薬、西洋医学治療
以上、非常に簡単になりますが男性の精力が低下する原因になります。
✅その他大事なこと
規則正しい生活
前向きな思考
孤独の回避
太陽光を浴びる
運動をして筋力を高める
競争を促すようなゲームや運動をして男性ホルモンを刺激
動物性たんぱく質の適度な摂取(食事はバランスよくが前提)
抗酸化物の適度な摂取(食事はバランスよくが前提)
添加物が多い食品(冷凍食品や菓子類など)は控えめに
ストレッチやヨガ、入浴で血管を柔らかく
水分の適度な摂取
ストレスから遠ざかる
十分な睡眠
アルコールは少量にする
積極的に恋愛する
糖尿病や高血圧は改善しておく
甘いものの過食は控えめに
肥満は改善する
よく笑う
禁煙
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