こんばんは^^朝からとんでもない猛暑となっているここ鹿嶋地方です。いつもは熟睡中の朝4時半に暑さで起こされてしまいました。朝方なのに30℃近い暑さ、24時間、熱中症に気を付けなければならない時代になりました。
さて「男性の喫煙とインポテンツ」ということですが、この両者、密接に関係しあっています。
勃起させるには血流が大事
勃起させるには血流が最も大事になります。もちろん、男性ホルモンや体力、貧血の有無なども大事になりますが、やはり一番は血液の流れです。なぜか?それは勃起は血液が流入することによって初めて行われるからです。血液がスムーズに流入されるには血液がサラサラなこと、そしてそれを流すホースの役割をする血管が正常な状態であることです。
この血液の流れがよくないと、当然、陰部へ血液が流れ込みにくくなってしまうので勃起は成立しません。
勃起は脳の性的な興奮→神経→陰茎の動脈が拡張する→血液が流れ込む→硬くなるというメカニズムですが、血液の流れ及び血管の状態が悪いと、動脈の拡張と血液の流入が阻害されます。
喫煙が血液の流れを阻害させる
喫煙をすると呼吸によってタバコに含まれる有害物質が血管内に移動します。移動した有害物質は全身を循環します。その際に血管内皮細胞に「酸化」というダメージを及ぼします。このダメージが繰り返されることによって血管の内部に「常に炎症が起きている」状態となり、結果、血管を硬化させます。
血管が硬化すると先ほど説明した通り、血液の流れが悪くなりますので勃起しにくくなるということになります。
また、ニコチンには「交感神経刺激作用」があります。この作用によって心臓がドキドキと動悸を打つようになります。イライラしやすくもなります。血圧も上昇します。更に一酸化炭素の増加により血液中の酸素が不足するので、それを防ごうと更に交感神経が刺激されて先ほどの心臓のドキドキなどが酷くなります。
この状態が長くなると、心臓や腎臓などの機能が低下して、不整脈や心不全、高血圧、腎不全などの病気へと発展していきます。
もうインポテンツなんてどうでもいいくらい、喫煙は大病の原因になります。
性ホルモンの分泌低下が拍車をかける
男性も女性も50歳を過ぎると「性ホルモン」が減少し始めます。性ホルモンは男性ホルモン、女性ホルモンであり、生殖器の成長や充実といった働きだけではなく、全身を元気にする働き、炎症を緩和させる働き、精神状態を健全にする働き、そして「血流や血管を良好な状態に保つ」という働きがあります。
喫煙をしていても、この性ホルモンが潤沢な状態であればまだ救いようがありますが、性ホルモンが減少してしまうと、「喫煙によって生じる血管の炎症」を消してくれる役目を持つ働き者がいない状態なので、動脈硬化が急激に進み血液の流れが悪化します。
その結果、インポテンツになりやすくなるということになります。
それだけではなく
・高血圧
・心臓の機能低下
・腎臓の機能低下
・心筋梗塞、脳梗塞
・めまいふらつき
・シミ、シワが増える
・髪や爪の状態が悪くなる
・関節痛
・不眠
・情緒不安定
・悪性腫瘍
・視力低下、白内障
など様々な疾病、不快症状を引き起こす原因になります。
喫煙をして何一ついいことはない
以上、喫煙は何一ついいことはありません。それは自分だけではなく一緒に生活をしている人、そして火災の原因になることもあり、近所の人にも影響を及ぼすこともあります。
ではなぜ喫煙をやめないのか、それは
・正常性バイアス
・脳の常習性
だけです。
正常性バイアスがあり、吸っていてもすぐに健康状態が悪くなることはないと高をくくっているということと、脳が麻薬と同じで常習性となっており、単に求めているからというのが理由となります。
タバコがないと間が持たない。
食後の楽しみがなくなる。
イライラして精神がもたない。
などは常習性を善とするための言い訳であり、なければないでどうにでもなります。最後のイライラに関しては、タバコを吸うと吸わない時よりもイライラしやすくなるという科学的なデータがあります。スーッと落ち着くのは一瞬だけ、その他の時間は吸わない時よりも精神状態が悪化しています。
このような喫煙を認可している国に責任があると思います。今すぐタバコを禁止にすべきと私は思います。
以上、少しキツイい方になりますが、全てはあなたの健康を想ってのことです。ご容赦下さいませ。
ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。 TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ) mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp LINE 「takashi6897」でID検索してメッセージ下さい
Commentaires