• みやわき健康薬局  宮脇 崇

猛暑になるとなぜ体は疲れ果ててしまうのかーその原因と対処法

こんばんは^^ここ鹿嶋市は朝から真夏のような暑さとなりました。2時ごろに畑で野菜の収穫をしていたのですが、風がなければ倒れるほど暑かったです。汗がしたたり落ちました。



さて、今日のブログは「猛暑になるとなぜ体は疲れ果ててしまうのかーその原因と対処法」というタイトルになります。これから猛暑の日が続くと思うので、猛暑によって人体が疲れる理由を知っていただき、それを対処法に生かしていただければと思います。




暑いと疲れるのは体温を下げようと体が一生懸命になってるから


暑くなると行われること

  1. 血管を拡張させて体内に熱がこもらないようにする

  2. 発汗させて熱を冷ます

  3. 汗を増やすために血流を活発にする必要がある→心臓の鼓動が早くなる

簡単に説明しますね。



①血管を拡張させて体内に熱がこもらないようにする

人体には体温を一定に保つという作用があります。外気温が上がると体温が上がり過ぎてしまうので下げなければなりません。そのために、体表部の血管を拡張させて体温が上がり過ぎないように調節しています。


②発汗させて熱を冷ます

①のように体表部の血流を促しても体温が下がらない時があります。その時は汗を流して体温を下げようとします。発汗すると気化熱が生じて体を冷却することができます。


③汗を増やすために血流を活発にする必要がある→心臓の鼓動が早くなる

汗を効率よくかくには、肌表面の血流を活発にしなければなりません。そのために、心臓が活発に動かなければなりません。体表部の血管が拡張していると思うように血流がよくならないので心臓が強く早く動く必要がでてきます。



以上、暑い夏は①~③のように血管を拡張させる、発汗させる、心臓をいつもより早く強く動かすということを行う必要があります。いつもなら行う必要のないことを行っているので、当然、心身は疲れやすくなります。




更に疲労を悪化させること

  1. 汗をかき過ぎる→脱水、エネルギーの漏出

  2. 日焼け→日焼けの修復にエネルギーを浪費

  3. 食欲低下→エネルギーが補給されない

  4. 水分が補給されない→血流悪化、体が冷却されない

  5. 下痢→水分の吸収が悪くなる

  6. 二日酔い→アルデヒドによる心身の機能低下

  7. 過労→自律神経の機能低下、身体全体の機能低下

簡単に説明しますね。


①汗をかき過ぎる→脱水、エネルギーの漏出

汗をかき過ぎると脱水となり血流の悪化&体内の恒常性(健康状態)が維持できなくなります。更に、汗には様々な栄養及び健康維持に大切な成分が含まれているので、それが出て行ってしまう→疲れやすくなるということになります。


②日焼け→日焼けの修復にエネルギーを浪費

日焼けをすると体はそれを修復しようとします。その修復に体のエネルギーが使われるので、疲労に繋がります。また、日焼け部位は熱を持ち続けます。その結果、体全体の熱が取れにくくなり、体はその熱を下げるための労力を奪われ続けます。


③食欲低下→エネルギーが補給されない

夏になると疲労や冷たいものの摂取、胃腸への血流悪化などによって胃腸の動きが悪くなり食欲が低下することが多くなります。胃腸の機能が低下すると飲食物よりエネルギーを補うことができなくなるので疲れが悪化します。


④水分が補給されない→血流悪化、体が冷却されない

水分(塩分も)が適切に補給されないと脱水を起こすので疲労の原因となります。命の危険も増すので適切に補うようにしましょう。


⑤下痢→水分の吸収が悪くなる

下痢していると水分が外に出ていってしまうので体全体の状態を悪化させてしまいます。


⑥二日酔い→アルデヒドによる心身の機能低下

二日酔い状態の時はアルコールを分解する時に発生するアセトアルデヒドという毒により心身が疲弊している状態なので、暑さによる弊害を強く受けることになります。


⑦過労→自律神経の機能低下、身体全体の機能低下

こちらは説明する必要はありませんよね。過労があるとより熱による疲労の影響を受けやすくなります。





この暑熱の環境による疲労を防ぐ、改善するために大事なこと


予防に役立つこと

  1. 暑熱順化をしっかり行うこと

  2. 普段より運動や筋トレで体を鍛えること(汗をかけるようにする)

  3. 規則正しい生活をして体調を万全にしておくこと

  4. 日焼け止めの使用

簡単に説明しますね。



①暑熱順化をしっかり行うこと

暑熱順化といって体を暑さにならすということをやっておくことが大事になります。ポイントは暑さに体を慣らすために冷房温度を下げ過ぎないこと、外で作業や運動などを適度に行うことなどになります。暑熱順化は2週間ほどかかります。


②普段より運動や筋トレで体を鍛えること(汗をかけるようにする)

疲労の度合いは体力の有無が大きく関係します。普段より運動や筋トレを行い体力を底上げしておくと暑さにも強くなります。


③規則正しい生活をして体調を万全にしておくこと

バランスの取れた食生活、睡眠時間の確保、無理のない生活リズムなどをしっかりして健康状態を万全にしておくことが大事になります。


④日焼け止めの使用

適度な日焼けはいいですが、過度な日焼けはなるべくしないに越したことはありません。なので日焼け止めなどを使用するようにしましょう。




過労の改善に役立つこと

  1. 胃腸に気を使う・調子を万全にする

  2. タンパク質+ビタミンB1+ミネラルを補給する

  3. とにかくよく休む

  4. 漢方薬を使う

簡単に説明しますね。



①胃腸に気を使う調子を万全にする

予防にも大事になるのですが、胃腸に気を使い万全な状態に保つことは過労の改善に役立ちます。胃腸を弱らせる冷たいものや生もの、あぶらっこいもの、食べ過ぎ飲みすぎは避けるようにして、なるべく消化の良いものをよく噛んで食べるようにします。飲み物は午前中は温かいもの、午後から夕方までは常温、そして夜はまた温かいものとするようにしましょう(冷たいものを飲むときは少しずつ)。


②タンパク質+ビタミンB1+ミネラルを補給する

消化の良い卵、鶏肉、白身魚、豆類などのたんぱく質と、豚肉、うなぎ、大豆、玄米、ほうれん草、ごまなどに含まれるビタミンB1、海藻類(ワカメなど)、野菜(ほうれん草、小松菜)、メロン、桃、ぶどうなどに多く含まれているミネラル(特にカリウム)をしっかり摂取するように心がけます。


③とにかくよく休む

疲れた時に心身を休めるのは基本中の基本です。夜しっかり眠るのはもちろん、昼間でも疲れたら昼寝をするなどして心身を休めてあげるようにしましょう。


④漢方薬を使う

暑さによる過労は特に自律神経(脳)、心臓、胃腸、肺、肝臓、腎臓といった場所が酷使されます。漢方薬には補気といって神経及び一つ一つの細胞に作用して活性を高めるという働きがあるので、暑さによる疲れに効果的です。その人の体質、症状によって使う漢方薬が異なります。




以上、簡単になりますが、暑熱の環境によってなぜ体が疲れてしまうのかという理由と対処法のご説明になります。ぜひ、これからの季節の体調維持にご活用くださいませ。





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