こんばんは＾＾今日は寒いと勝手に信じ込んでいたのでズボン下デビューしたのですが、めっちゃ暑くて日中火照りまくっていました…。明日こそはホントに寒くなりそうなのでめげずにズボン下を履き込もうと思ってます。
さて、「熱血指導の時代は終焉を告げたらしい」ということですが、皆さん金八先生って観てましたか？私は学生の頃は好きでよく観ていたのですが、20歳過ぎたくらいから遠ざかってしまいました。
そんな金八先生といえば！そう涙や叱咤、家庭にまで乗り込むという「熱血指導」ですよね。子供心に「こんな先生いいかも」と思っていたのを思い出します。熱血な指導によって皆を虜にして更生させるというのは観ていて気持ちよく、更に実際に実社会にも似たような先生がいたものでした。
しかし、教員のやることが多くなり、生徒指導にかける時間が少なくなってきている、目立ちたくないという生徒が増え、結果不良が減ったこと、教師の暴力及び暴言が許されなくなったという時代背景から、熱血先生はめっきり姿を消しました。
また、現代は権利を主張する方が多く、自分のポリシー及び自分だけの正義を曲げようとしない生徒が増え、更にそれを親が後押ししてしまう（もちろん全てではありません）ケースが増えたため、何が何でも自分の意見に従わせるという行為が行われにくくなっているというのもあります。
これは漢方相談にも言えることであり、いくら命に関わるので生活習慣を是正してください！検査を受けてください！と訴えても、その人にその意思がなければ無駄に終わるだけではなく、逆に「うざい人」「こちら側に入ってこないで」と怪訝がられるという事態になってしまいます。
昔は縦社会的な傾向が強かったので、知識がある人の意見を素直に聞き入れるという傾向が強かったものの、今は個人の権利を主張する方が多くなったので、知識や経験があるものがいくら声高に訴えてもそれを受け入れてもらえないという事態になっています。逆に老害なんて言われることも…。
ま、でもそれはそれでいいと思います。現代は情報化社会であり、知識を人から教えてもらわなくてもネットである程度分かる時代です。
しかし、これだけは言わせて頂きたいのですが、漢方一つとってもネットに載っている情報よりも経験による知識の方が多いのは間違いないです。
これは全てに共通することですが、人の言うことを素直に聞く方が「頭がよくなりやすい」「成長しやすい」といわれています。当然ですよね。そこで得られる知識を素直に自分のものにするのと、逆に跳ねのけるのでは知識の量が全く違ってきます。
もちろん間違っている情報もありますが、一旦自分の中に取り入れてみることにより、その後の情報の選別がよりスムーズになるというメリットもあるので、聞く人を選びますが、素直に聞き入れて自分の知識にするというのは成長する上で絶対に必要なことです。
現代人は平等という自由を手に入れた半面、素直に聞き入れるということができにくい状況になっています。ここをクリアしていくことで、よりよい人生に変えていくことができると私は思います。
熱血先生は復活してこないと思いますが、私個人としては嫌われてもいいので、漢方という人の生死に関わるものであるというのもあることから、今後も多少熱の入った販売にしていくつもりです。ぜひ嫌がらずについてきてくださいね。
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