こんばんは^^今日は「ちょうどいい」という言葉がぴったりとくる気温となりましたここ鹿嶋地方です。本当に春の穏やかな陽気って気持ちいいですね。
さて、そんな気持ちいい日となりましたが、昨日って少し寒くなかったですか?気温的にはそれほど低くなかったものの、その前の日の気温がザ・夏!という感じだったので、寒く感じた人が多かったのではないでしょうか。
その気温差で風邪っぽい症状になったという人多いのでは?
なぜ気温差で風邪を引くのでしょうか。基本的には風邪はウイルス性が多く、そのウイルスが存在しないと風邪には罹患しないとされています。
そりゃそうですよね。現在流行しているコロナウイルスにしても、そのウイルスが上気道にて繁殖しなければ感染しません。
ではなぜ気温差だけで感染するのでしょうか?
それは
気温差によって体力が低下する→免疫が低下する→常在菌(細菌)が増殖する→上気道に炎症が起こる→喉の痛みや寒気などの風邪症状が出るという仕組みです。
風邪には色々な種類があります。「ウイルス」(8~9割はウイルス)、そして今説明した「細菌」そして肺炎マイコプラズマ、肺炎クラミドフィラなどの特殊な細菌が原因になることもあります。
ウイルスには基本的に薬はありません。が、インフルには抗ウイルス薬があります。恐らく強毒性なので薬を開発した、又は服用する必要があるからでしょう。その他のウイルスに関しては薬はありません。あくまでも対症療法が基本となります。
細菌に関しては抗生物質が治療薬となります。症状や年齢、既往病などを判断しつつ、病院の先生の診断で治療法を決定するようにします。
対策はなるべく冷やさないようにする
先ほど風邪のほとんどはウイルス性と説明しましたが、ごく軽い症状を含めるともう少し割合が下がり、細菌性の原因が増えるのでは?と思います。
気温差による風邪を防ぐには「その気温に見合った服装、寝具、環境」とすることが重要になります。人間の体は気温差に対して「すぐに対応することができない」という性質がありますので、その問題を改善するために衣服などで調整する必要があります。
また、体力を低下させないことが大事になりますので、睡眠時間の確保、過労しない、ストレスから遠ざかる、バランスのいい食事を心がけるなども大事になります。
更に、なるべく雑菌やウイルスを持ち込まないために、手を洗う、うがいをする、換気をする、歯磨きをしっかり行う、埃などを吸い込まない、人との会話は離れてなどを心がけることも重要です。
細菌感染に罹患すると、場合によって体力が低下してしまい、結果、ウイルスへの抵抗性も低下してしまい、また感染症に罹患してしまう…という連鎖が起きる可能性があります。なので、この時期は特になるべく養生して体力を低下させないという心構えが必要になります。
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