こんばんは^^今日も朝からとても寒い一日となったここ鹿嶋地方です。気温の変化が激しく、それによって風邪を引く方が増加しているようなので、体を冷やさないよう、疲れさせないようにする工夫が求められます。
さて、今日は「本当なの?座りすぎが寿命を縮めてしまう理由とは」というお題で書き進めていこうと思います。
何となく「寿命を縮めてしまう」と聞くとショッキングですよね。最近はデスクワークする人が多くなっているので、皆さん関心がある情報だと思います。
まず、この情報は本当なのか?
まずこの情報は確かなものなのでしょうか?
答えはYESです。
12年にシドニー大学が中心になって行った調査結果で明らかになっています。オーストラリア国内の45歳以上の男女22万人を3年近くにわたり追跡した結果、1日8~11時間座る人は15%、11時間以上だと40%も死亡リスクが高まるという結果がでています。
心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中)による死亡リスクに限ると1.8倍にも増加していたというショッキングなデータも。
また、座りすぎは肥満や糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、がんなどの病気を誘発して死亡リスクを上昇させることが明らかとなっている、という研究発表もなされています。
ここまではっきりとしたデータが出ているので恐らくその関連性は間違いないでしょう。つけ入るスキがないくらいしっかりとリスクがデータとして出ています。
いったいなぜ死亡率が上昇するのか?
ハッキリとした理由は明らかになっていませんが、分かっている理由についてご説明します。
✅座り過ぎによって寿命が縮む理由
・消費カロリーが少なくなることによって、体全体がカロリー過多状態となる
・カロリー過多によって糖尿病や脂質異常症、脂肪肝などへのリスクが増大する
・下半身の筋力低下→一番太いモモの筋力低下→全身の代謝低下→体温低下
・ふくらはぎの筋力低下→全身の血液循環が悪くなる→血栓症などへのリスク増
・でん部周辺のうっ血→痔や大腸疾患へのリスク増
・以上の習慣が肥満や糖尿病、高血圧、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などのリスク増
これら理由によって寿命が縮まるという状況が作り出されます。
要するに人間の体は動かないように設計されていないということだと思います。例えばナマケモノやハシビロコウなどのように動かない動物はそのように体が設計されていると思いますが、人間はそのような設計がなされていません。
適当に動くことによって血液やホルモンの分泌、血流、内臓の動きなどが自律神経によって制御されており、動きを止めてしまうと何かしら健康を害する(例えばエコノミー症候群や褥瘡など)疾病が出ると共に、長期的には寿命が縮まるという状況になるのだと思います。
しかし、こんなニュースも
まずはこちらのニュースをご覧ください。
ニュースでは、座りすぎはそれほどリスクではなく、「座り方」の方が大事と結論付けられています。
どのようなことなのかというと、ソファーのような全身を預けて脱力し、何時間も全く動かず、更に何かを口にし続けるというカロリー摂取も同時に行うような生活を送ることが問題であり、デスクで仕事をしている時のように、姿勢を正し、タイピングを行い、お手洗いや打ち合わせなどで頻繁に席を立つような状況の場合はそれほどリスクではない、ということです。
とはいえ、デスクでの消費カロリー及び筋肉の利用は千差万別であり、トータルすると、普通に外で仕事をしている人に対しては、やはり死亡リスクが増大することは間違いないのではないのでしょうか。
別のニュースでは週末などにまとめて運動してもリスクが低下しないという情報もあることから、デスクワーク中になるべく背筋を伸ばして座る、貧乏ゆすりをする、用もないのに適当に社内を歩くなど、適度に体を動かすことを取り入れたほうがいいのかなと思います。
会社によっては1時間に1度、強制的に体操を行うようにするなど、積極的に社員の健康を守る運動を行っているところもあるようです。これはいい取り組みだと思いますね。
結論。適当に動こう
どんな企業でも「休み時間」ってありますよね?
10時とお昼、そして3時と休憩時間があるはずです。その休憩時間になるべく外に出て太陽の光を浴び(ビタミンDの合成で免疫力アップ+心身の活性度アップ+代謝アップ)ながらストレッチや素振り、ラジオ体操などを行うようにしましょう。
また、先ほども書きましたがデスクワーク中も、貧乏ゆすりや背もたれにもたれかからないなどを意識しつつ、適当に席を立つ習慣をつけるようにすることも大事です。
更に、無駄ではないので週末やアフター5に公園やジムなどで汗を流す、自然と触れ合うのようにすると効果が更に高まります。皆と一緒に球技などをするのも◎です。
そして口から入るカロリーを制限すること、疲れたら無理せず休むこと、ストレスから遠ざかること、日々、健康的な生活リズムを刻むことなどを意識して、トータルとして健康維持に努めることも忘れてはなりません。
ということで「本当なの?座りすぎが寿命を縮めてしまう理由とは」の考察となりました。皆さんの健康にお役立ち頂けたら幸いです。
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