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  • みやわき健康薬局  宮脇 崇

朝はとんでもなく辛いのに、仕事しているうちに平気になるのはなぜ

こんばんは^^今日も暑かった。昼間にトイレに行ったのですが、トイレ内の室温は34℃でした。真夏と全く変わりません。まだまだ熱中症に注意が必要です。



さて、今回は「朝はとんでもなく辛いのに、仕事しているうちに平気になるのはなぜ」というお題でブログを書いていこうと思います。


皆さん朝はいかがですか?

  • ちょっとだるい…程度ならだれにでもありますが、だるい+落ち込みがひどく会社に行きたくない。

  • 異常なくらいネガティブになってしまい涙が出てくる

  • 頭痛や倦怠感、めまい、腹痛がでてきてしまい休もうか悩む

などがあれば、それはちょっと普通ではありません。


今回はこのような状態になってしまう原因と対処法についてご説明します。




朝に弱い原因はズバリ「脳の活性低下」

朝起きて地獄のようなネガティブな発想になる根本原因はセロトニンやドーパミンなどのモノアミンと呼ばれる神経伝達物質の不足や、脳全体の活性の低下です。


皆さん考えてみてください。運動している時や入浴後ってネガティブな発想や体の調子が悪い…となりにくいですよね?


お酒を飲んで軽く酔っている時って気持ちいいですよね?


なぜかというと、脳に血液や酸素がバンバン流れ込み、更に脳が適度に温められているから。それによって脳が活性化しているわけです。活性化すれば精神の活性や安定に関わるセロトニンやドーパミンもしっかり分泌されるので、やる気が安心感が出てきて心身が安定します。


朝というのは動いていないので心身の活性は低下していますし、冷えてもいます。当然、脳に栄養や酸素、熱が流れ込まないので活性化しません。なのでどうしてもネガティブな心理状態及び心身の活性も悪い状況となってしまいます。





なぜお昼くらいになると元気になるの?


  • 朝はネガティブな思考なので昼頃になるといつも普通になってる

  • だるくて休んだのに、昼くらいになったら元気になり休んだのを後悔した

  • 朝は食欲もやる気もないのに、昼になると全てが回復する

などの経験はありませんか?

これらはとっても簡単。脳及び体が活性化したからです。

辛いながらも心身を動かしているうちに、心身が活性化してエネルギーの代謝及び酸素の吸収循環、体温の上昇などによって脳にエネルギーや酸素が循環するようになるというのが理由です。


朝弱いのは漢方でいうと「心気虚・心陽虚」という状態。心とは心臓や脳、血脈を意味します。

これらが寝ている状態から起きて活性化するという変化が出来ていないが故に、心気虚・心陽虚という状態となり、脳の活性が遅延してしまうのです。





朝に心身の活性が低下してしまう原因は?

なぜ、朝に弱い身体になってしまうのでしょうか。


✅その原因として考えられるもの

  1. 過労やスポーツ負荷による疲れ(寝不足含む)

  2. 寒さや暑さなどの外気の影響

  3. 慢性的な精神的ストレス

  4. 各種慢性病

  5. 風邪などの急性病

  6. 老化による心身の活性低下

  7. 先天的な体質

  8. 胃腸の機能低下

  9. 栄養不良

  10. 運動不足による体力の低下

順番になぜ引き起こされるのかと、対策について説明しますね。



①過労やスポーツ負荷による疲れ(寝不足含む)

残業や肉体労働による疲れ、更にスポーツの負荷が大きすぎたりすると、心身が疲れてしまうので、一晩寝ても疲れが取れずに、朝起きても自らを活性化させることができないので午前中はボーっとしてしまいます。最初は気虚という疲れだけの状態ですが、慢性化して進行すると心陽虚という状態となり、冷える、動きたくないという状態が付随するようになります。


対策は当然ながら休むことですね。原因はハッキリしているのでそれを改善することで治すことができます。漢方薬では気血を増やす人参養栄湯や十全大補湯などが適応になります。



②寒さや暑さなどの外気の影響

冬や夏などの外気の影響によって自律神経が失調した状態です。冬は冷えや日光浴不足によって心身の活性が低下し、夏は暑さによって心身が疲弊、衰弱します。冬はウツっぽくなり、夏は熱疲労で体がだるくなるという傾向があります。


対策は短期的には冷暖房をしっかり使うこと。長期的には外で運動して寒暖差をはねのける体力をつけること。漢方薬は冬は当帰四逆加呉茱萸生姜湯など。夏は麦味参顆粒などで対策します。



③慢性的な精神的ストレス

今はこちらが多いですかね。脳神経を使いすぎると脳が疲弊するので、朝になってもセロトニンやドーパミンなどの心身を活性化させるモノアミンが分泌されません。なので、必然的に朝が苦手になります。


対策はストレスから遠ざかり脳を休めてあげること。十分に休めたら徐々に社会に慣れていくようにします。運動などを定期的に行うと共に、バランスの取れた栄養価の高い食事を心がけることも大事になります。漢方薬は脳が興奮している時は抑制させるものを、逆にトーンダウンしている時は元気にさせるものを用いるようにします。(ストレスの場合は心気虚や心陽虚ではなく肝鬱や心火、内風によっても朝のアンバランスが発生することがあります)



④各種慢性病

慢性病があると心身が弱りますよね。そうすると心身の活性が低下するのでどうしても朝に弱くなります。


対策は淡々と過ごすこと。規則正しい生活を送るようにすることで、習慣化を武器にすることができます。漢方薬は疾患によって異なります。



⑤風邪などの急性病

風邪などの急性の感染症にかかると、気力、体力共に低下してしまいます。自律神経も大きく乱れます。よって、しばらくは朝がしんどい…という状況になります。


対策はしっかり体を休めることですね。まだ体力が戻り切っていないので、しっかり戻るまでは心身を疲れさせないように心がけることが大事になります。暑さや寒さなどにも注意しましょう。激しいスポーツもNGです。漢方では心肺を元気にする補中益気湯や麦門冬湯などを用います。



⑥老化による心身の活性低下

人生の秋や冬になると、誰しも心身の活性が低下して冷えやすくなります。脳内の神経伝達物質も減少傾向に。胃腸の機能も低下しているので影響の吸収も悪くなります。このような状況なのでどうしても午前中の活性度も低下します(朝に強いお年寄りもいます)。


高齢者は社会参画、日常の運動などを積極的に行うことが予防対策になります。仕事をせず人と接触のない状態はよくありません。漢方薬では六君子湯or補中益気湯+八味地黄丸or杞菊地黄丸、附子人参湯などが適応になります。



⑦先天的な体質

先天的に体が強い人、弱い人がいますよね。これは抗えないこと。あとは、物心ついてからずっと朝に弱いという人も。


習慣化による改善効果を得ること。軽い運動を日課として心身を鍛えること。気候による寒さや暑さ、ストレスに注意して生活することが対策になります。漢方薬は苓桂朮甘湯、加味帰脾湯などが適応になります。



⑧胃腸の機能低下

胃腸の機能が低下してしまうと、栄養をうまく吸収することができません。栄養を吸収できないと心身は健康な状態を維持することができなくなってしまうので、その症状の一つとして朝に弱いという状況がでます。セロトニンの合成能力も低下します。


対策は胃腸の機能を高めること。暴飲暴食をせずに腹八分目でよく咀嚼して食べるようにします。生ものや冷たいジュースは控えめに。漢方薬では六君子湯や参苓白朮散、帰脾湯が適応になります。



⑨栄養不良

胃腸が丈夫でも食べているものの栄養が偏っていたら体の活性は低下します。なので規則正しい食生活を営むように心がけます。セロトニンの材料になる豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品、チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、米などの穀類、その他、ごま・ピーナッツ・卵・バナナなどを積極的に摂るようにしましょう。



⑩運動不足による体力の低下

体力が低下していると必然的に心身の活性も低下してしまいます。また筋力が乏しいと体を温める作用が弱くなってしまうので、朝に体を温めて頭部に血液を循環させる働きも弱くなります。


改善法は運動や筋トレを適度に行うことです。漢方薬では熱を生む附子人参湯、真武湯、桂枝加苓朮附湯などになります。




今回は以上になります。朝が辛い…という方は一度漢方療法にて改善してみてはいかがでしょうか。ご相談お待ちしています。






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