• みやわき健康薬局  宮脇 崇

新型コロナに漢方薬は適応になるか真剣に考えてみた

こんばんは^^一気に夏が戻ってきましたね。家族みんなで「暑い、暑い」と連発しています。



さて、今回は「新型コロナに漢方薬は適応になるか真剣に考えてみた」というお題で書いていこうと思います。


それにしても、各所で感染爆発してますよね。阪府で2443人、埼玉県で2170人など、23の府と県で最多更新というニュースが入ってきています。


この感染爆発にてふと考えたことがあります。

新型コロナに漢方薬って適応になるのかな?症状の改善に役立つのかな?後遺症の改善に役立つのかな?ということです。


まず結論から申し上げますと、基本的に風邪なので、普通の風邪と同じような対応をするのが大前提となりますが、凶悪で肺炎に至るケースが高く致死率が高いという特徴があるので、場合によっては高度な医療が必要になり、漢方の適応とはならないケースがあります。




要するに漢方の適応とそうでない場合とがある

これは通常の風邪同様にケースバイケースという考え方が基本となります。手術で取り除ける胃がんを漢方薬だけで治す人いませんよね?治療にはその時々に合った方法を用いる必要があります。


✅病院治療を行うべき時

  • 発熱時

  • 血中酸素量が減少している時

  • 肺炎になっている時

  • 慢性病及び高齢者

  • 以上に関わらず身体症状が重い時

コロナに罹患しこれら症状がある場合には無条件で病院治療になります。まずは命を守ることが第一となります。というか、PCR検査などで陽性となった時にはまず医療機関にて治療を優先させるようにします。


✅漢方治療が適応となる時

  • コロナ予防(乱れた体質の改善)

  • 症状が比較的軽い方の風邪症状改善(咳、痰、のどの痛み、頭痛、胃腸症状など)

  • 病院治療を終えた後の後遺症改善

あくまでも症状が軽く自宅の療養で改善できる場合と、後遺症の改善に用いるというのが基本となります。もちろん、症状が重い人にも各症状の軽減として使えると思いますが、水を飲むのも精いっぱいで胃腸が弱っている方に服用してもらうのは無理があると思いますので私はおすすめしません。




漢方薬はどのような役割を果たせるのか?


①予防効果

ここでいう予防効果とは体のバランスを整えて体調を万全にするという意味です。

  • 身体がストレス状態→脳の興奮を緩和させる

  • 食べ過ぎ、飲みすぎで体に余分なものが溜まっている→排出を促す

  • 心身が疲れている→元気にする

  • 貧血や栄養不足→血液や栄養を補う

  • 身体が冷えている→温める

など、バランスが崩れていると体全体の体力、免疫力が低下するので、そこを漢方薬及び生活習慣の改善によって是正するようにします。



②症状の改善

通常の風邪に用いるのと同じです。

  • のどの痛み→清熱、抗菌

  • 寒気や体の違和感がある→体を温めて緊張を緩和

  • 頭痛→心身の緊張緩和

  • 咳→気管支拡張、痰の処理、咳中枢を抑制

  • 胃腸の違和感→胃腸の状態を改善する

などの方法にて症状を緩和させます。



③後遺症の緩和

免疫とウイルスとの戦いによって傷ついた体の修復を助けます。

  • 肺や血管などの炎症が残っている→消炎作用のある生薬で改善

  • 身体が弱りきっていて回復力が遅い→代謝を向上させる生薬によって回復力を上げる

  • 胃腸が弱っていて栄養を吸収できない→胃腸の機能を高める

  • 空咳、目の渇き、肌の乾燥など渇きの症状が強い→体の潤いを高める生薬で改善

  • 粘膜の損傷によって味覚や嗅覚が戻らない→体表部の血流を活性化させて回復力を上げる

  • 神経過敏になり不眠や情緒の不安定がある→神経症状を緩和させる

このような改善法が考えられます。




以上、漢方を真剣に販売している、治療に役立てている専門家にとっては普通の風邪と全く同じなので拍子抜けしてしまったのではないか、という感じがしますが、一つ違うのは「後遺症に対する役割がより大きい」ということです。


通常の風邪では後遺症はあまり出ないのに対し、新型コロナの場合は中程度以上の方はほとんど残り、しかも数か月に渡り苦しくことがあるという違いがあります。


漢方の教科書には、今まで人類を襲ってきた感染症に対する知恵が詰まっているのでそれを参考にして治療するのは確実性が高いといえます。しかし、現代には西洋医学があるので、適材適所、どの治療法が適応になるかを考えながら用いるようにすることでより治癒効果を高めるようにしなければなりません。


私は上にも書きましたが、風邪予防効果を高める体質改善と症状が軽微な方、後遺症の改善に漢方を用い、身体症状があり日常生活に支障が出ている場合には病院にて治療を行うというのが正しいと思います。


✅コロナ罹患後における日常生活での注意点

身体を冷やさない

過労、性生活過多、睡眠不足は避ける

酒たばこは厳禁

再度感染しないように十分気を付ける

脂っこいもの、味の濃いもの、辛いものは避ける

ニンニク、ネギ、ニラ、生姜などの摂りすぎは避ける

生野菜、刺身、生肉などの生ものは避ける

食事は薄味の煮野菜+お粥+卵料理を中心とする


今回は以上になります。あくまでも私見です。





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