top of page
  • みやわき健康薬局  宮脇 崇

手のしびれが続く場合の原因と漢方薬による改善法

こんばんは^^今日はよく晴れてくれましたね。茨城県の今日の最高気温は26℃。窓を開け放した店内の室温は27℃まで上がり、若干汗ばみながら仕事をしていました。このように急に暑くなった時は体調も悪くなりやすいので注意が必要。夜はしっかり休むように心がけてください。



さて、今日は「手のしびれが続く場合の原因と漢方薬による改善法」というお題でブログを書いていきたいと思います。


手のしびれは意外と多い相談になります。

特に多いのが産後や更年期を過ぎた女性。

その理由も含め、なぜ手がしびれるのかという説明と改善法をお知らせします。




手がしびれてしまう原因


✅手がしびれてしまう原因

  1. 脳に問題がある

  2. 脊髄に問題がある

  3. 末梢神経に問題がある

  4. 糖尿病

  5. ビタミン欠乏

  6. 冷えによる血流障害

  7. 心身の疲弊+血液やエネルギーの不足

  8. ストレスによる血流障害

  9. 暴飲暴食による脂質や水分の停滞→血流障害

  10. 老化による脳の過剰興奮+治癒力低下+血流障害


順番に説明しますね。



①脳に問題がある

脳梗塞や脳出血によって脳血管に問題が生じると体の片側にしびれが生じるようになります。しびれ以外にも頭痛、めまい、吐き気・嘔吐、ものが2重に見える、言葉が出てこないなどの症状を伴います。


対策法は即救急車を呼ぶことです。



②脊髄に問題がある

頸椎から背骨に問題があることによって、骨の中を通っている神経が圧迫・刺激されてしびれが出るという状況。手や下肢のしびれ、痛み、脱力がするという症状が付随します。


対策法はまず病院に行って原因を検査して治療することです。手術の必要がなく軽微な原因であれば、漢方薬にて炎症の緩和(麻黄、附子製剤、甘草など)、患部のむくみ軽減(附子、ヨクイニン、威霊仙など)、血流の改善(桂枝、丹参、桃仁など)、自然治癒力の向上(各種時黄丸類)などで対応することができます。



③末梢神経に問題がある

胸郭出口症候群や手根管症候群、腱鞘炎など鎖骨下や手の神経に圧迫や炎症が生じることで手にしびれが生じます。胸郭出口症候群手や腕のしびれやだるさ、痛み。手根管症候群は

起床時や寝ている時の痛み。腱鞘炎は痛み、腫れ、発赤、熱感という症状が出ます。


胸郭出口症候群は胸部の負担増が原因なので負担をかけないようにしつつ、ストレッチや入浴で温めるなどを心がけ、筋肉の緊張を取り除き、血流をよくするような漢方薬(疎経活血湯、桂枝加芍薬湯など)を用いるようにします。手根管症候群の原因は更年期障害による炎症抑制作用の低下なので、抗炎症作用のある麻杏薏甘湯や桂枝加苓朮附湯、越婢加朮湯などが適応になります。腱鞘炎は手の使い過ぎによる神経の炎症。湿布剤などで炎症を緩和させつつ、麻杏薏甘湯や桂枝加苓朮附湯、越婢加朮湯で炎症を取り除きます。各々、繰り返す場合には自然治癒力を向上させる生薬(地黄丸類)+血流改善薬(疎経活血湯など)を用いて治療していくようにします。



④糖尿病

糖尿病は小血管の動脈硬化を引き起こすために、末梢神経への栄養供給が滞り神経障害が出やすくなります。


対策は病院にて糖尿病の治療を行うと共に糖質や脂質の制限を行うこと。漢方薬では補陰活血といって血液中の水分量を増やしつつ、血液の流れをよくするという改善法を行います。



⑤ビタミン欠乏

極度の偏食、ダイエット、飲酒、ストレスなどによってビタミンが不足してしまうと、神経障害が発生してしびれが出ます。しびれ以外にも口内炎、口角炎、疲れやすい、肌荒れなどの症状が出やすくなります。


対策はビタミンを摂取すること。ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12などを摂るようにします。



⑥冷えによる血流障害

心身が冷えると末端の血管が収縮するので、血流障害が発生して神経が障害されるのでしびれが出やすくなります。


一過性の場合なら温めることで改善されます。慢性的な冷えがある場合には心身を冷やさないように心がけ、何が原因で冷えているのかを特定させた上で対策していきます。貧血ならば血を増やす(当帰芍薬散など)。血の流れが悪いならば血流の改善(桂枝茯苓丸など)。神経過敏があるなら精神安定作用のある漢方薬を使う(桂枝加竜骨牡蛎湯など)。特に偏りなく体質的に冷え体質ならば単純に温める漢方薬を用います(当帰四逆加呉茱萸生姜湯など)。



⑦心身の疲弊+血液やエネルギーの不足

漢方でいう気血両虚という状態です。心身の活性の低下+血液を含むエネルギーの不足がある状態です。出産後や長期ストレス、過度のダイエット、長期の過労、老化による心身の消耗などで生じます。気血が不足すると末端部への血流が滞るので神経障害が出やすくなります。付随する症状は疲れやすい、動悸息切れ、食欲不振、めまいなど。


対策は休息やバランスのいい食事を心がけ、気血を増やす人参養栄湯や十全大補湯、帰脾湯、婦宝当帰膠などを用いるようにすると効果的です。



⑧ストレスによる血流障害

ストレスがあると交感神経が刺激されて血管が収縮します。すると末端部への血流が阻害されますので、神経に栄養が行き届かなくなるのでしびれや痛みが出やすくなります。イライラや不安感、動悸、不眠、頭痛などを伴いやすくなります。


対策はストレスから遠ざかり、運動や趣味で心身を発散させること。更に逍遥散や抑肝散加陳皮半夏、冠脈通塞丸などのストレス状態を改善する漢方薬を用いると効果的です。



⑨暴飲暴食による脂質や水分の停滞→血流障害

暴飲暴食によって、代謝しきれない脂質や水分体内に停滞すると、それらが血流を阻害して神経障害の原因になることがあります。肥満、暴飲暴食ばかりしている、舌の苔が分厚い、おならが臭い、口臭がある、むくみがある、気圧の変化で頭痛が生じるなどが付随する傾向にあります。


対策は暴飲暴食がある場合は食事や水分摂取の量を減らして運動量を増やす+筋肉量を増やして血液の循環を良好にするなどを意識しつつ、温胆湯や五苓散、防風通聖散などの脂質や水分代謝を改善する漢方薬の中から自分に合ったものを選ぶようにします。



⑩老化や更年期による脳の過剰興奮+治癒力低下+血流障害

老化や更年期に伴う性ホルモンの分泌低下があると、脳の過剰興奮による血流障害や炎症又は損傷部位の治癒力低下という状況が生じやすくなり、結果、手足のしびれや痛みが出やすくなります。イライラしやすい、のぼせやすい、動悸、口や皮膚が乾く、肌荒れ、関節痛などが随伴症状として出やすい傾向にあります。


対策はたんぱく質の適切な摂取、過労しない、無理しない、夜はしっかり休む、日光にしっかり当たるなどを意識しつつ、地黄丸系や当帰を含んだ漢方薬、独活寄生丸+血流改善薬(冠元顆粒、疎経活血湯など)+胃腸薬(六君子湯など。お腹が弱い方限定)などを用いるようにします。




以上、駆け足で手のしびれの原因と対策についてご紹介しました。

ボリュームがあるので内容がやや薄っぺらい感じになってしまったことをお詫び申し上げます。


手のしびれでお悩みの方はぜひみやわき健康薬局にご相談くださいませ。お待ちしています。





ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。

TEL 0299-82-6897

(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ)

LINE 「takashi6897」でID検索してメッセージ下さい

0件のコメント

コメント


bottom of page