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  • みやわき健康薬局  宮脇 崇

寒くなるとなぜ頻尿になるのですか?というご質問の答え

こんばんは^^今日は日中ちょっと寒さが和らいだかな?という一日になりましたね。このまま寒さが和らぐかなと思ったのですが、明日からまた寒くなるようです。。



さて、今日はサラッと先ほどお客様からお受けしたご質問をブログ記事にしていこうと思います。




寒くなるとなぜ頻尿になるのか?

答えは、寒くなると体は熱を逃がさないと体表部の血管を収縮させます。そうすると、血圧が上がります。血圧が上がるとヤバいので腎臓がその圧を下げようと血液中の水分を尿として排泄します。以上が頻尿になる主な原因です。


腎臓や心臓、脳などが血圧の上昇を感じ取り、それを改善させようとして水分を出して調整しています。


冷え以外にも

  • 緊張(緊張によって筋肉が収縮する→血圧上昇)

  • 膀胱炎(尿によって尿道にいる菌を外に出そうとする)

  • 尿路結石(石による刺激)

  • 水分の摂りすぎ

  • 老化による尿道括約筋の弱り

  • 腫瘍、前立腺肥大などによる残尿

  • 自律神経の失調

などが頻尿の原因になります。




高齢になると膀胱括約筋が弱る

高齢者の頻尿で多いのが尿道括約筋の弱りです。膀胱括約筋とは尿道周辺にある筋肉のことで、排尿と蓄尿に対して大事な役割を果たしています。


この筋肉が弱ってしまうと、尿を蓄えておくこと、尿を出し切ることができにくくなるのでどうしても頻尿になってしまいます。


改善法としては機能低下を防ぐこと。肛門を開け閉めして鍛えることが大事になります。歩ける場合には大股ウォーキングが効果的です。スクワットも効果があります。


これらを普段より取り入れて筋力の低下を防ぐことが、高齢になってからの頻尿予防に役立ちます。




冷えによる頻尿の予防法

冷えによる頻尿を予防するには単純に冷え性を改善することです。冷えにくい体を作ることで冷えによる頻尿を改善することができます。


そのために大事になるのが

  • 肝臓の健康

  • 下半身の筋肉強化

  • 体の栄養状態を良好にする

の3点です。


肝臓の調子が悪いと体全体の代謝が低下してしまうので熱を作り出すことができません。なので肝臓の働きを低下させるアルコールやタバコの摂取、甘いものの摂りすぎ、余計な薬やサプリの摂取、過労、ストレスなどから遠ざかるようにしましょう。


次に下半身に筋力強化です。熱は筋肉で生まれます。なので体の中で一番大きな筋肉である太ももの筋肉を鍛えることで熱を多く生み出すことができるようになり、冷え性の改善につながります。スクワットなどで鍛えましょう。


最後に体に栄養状態の改善です。栄養状態が悪いと体は熱を生み出すことができません。なので、身長マイナス110~100前後となるように、適度にバランスの取れた食事をとるようにしましょう。


そして、忘れてはならないのが「精神の安定」です。ストレスなどで焦りがあると全身が緊張してしまい、結果、冷えているのと同じ状態(筋肉の緊張)となり頻尿となってしまいます。積極的にストレス発散を心がけて心身にバランスを保つようにしましょう。


血管の柔軟性も大事になりますので、脂質や糖質の過剰摂取を避け、ストレッチを日課とする、抗酸化作用のある野菜や果物を積極的に摂る、休息をたっぷりとるなどを心がけることも大事になります。





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