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  • みやわき健康薬局  宮脇 崇

外見をカッコよくしてくれる漢方薬ありますか?というご相談

こんばんは^^朝から冬の嵐のような大荒れの天気となっている鹿嶋市です。何度か外に出たのですが、車に乗る数メートルの距離で体が濡れ、その湿り気で余計に体が冷えて風邪引きそうです…。



さて、今日は「外見をカッコよくしてくれる漢方薬ありますか?というご相談」というお話をさせていただきます。


漢方相談を20年近くしていると、たまに「うえっ!!」というような相談があります。その中の一つとしてタイトルにある「外見をカッコよくしたい」というご相談がありました。


意外とありそうでない相談なので、聞いた瞬間、「えっ、もう一回いいですか?」と聞き返してしまいました。




マジな相談にはマジで答えるのが流儀

健康には関係なくても、マジな相談にはマジに答えるのが私の流儀です。なので真剣に考えさせていただきました。


✅カッコよくなるにはどうすればいいのか?

  1. 皮下に余計な水分(むくみなど)がない状態

  2. ニキビや吹き出物、皮下脂肪などが多くない状態

  3. 頭部の血流がよく顔色がいい状態

  4. 精神がハッキリしていて元気な状態

  5. 代謝が正常に行われていて肌に張りがある&心身が元気な状態

このような状況を改善することが大事になりそうだ、と考えました。


ご依頼者のお顔を拝見すると、色白ぽっちゃりという言葉がよく似合う可愛らしい男性でした。しかし、ちょっと顔色が悪く、更に目の下とほうれい線部分に軽いむくみというか皮膚の弛みが見受けられます。


聞くと、顔だけに限らず手足にもむくみがあるという訴えと、汗をかきやすく、その汗による体臭も気になるという訴えをなさりました。


舌を拝見すると大きく膨らんだような形をしており、舌の上に分厚い苔が乗っています舌の色も淡く血の気が少ないという印象を受けます。


以上により、まずはむくみや多汗の改善するために、全身の水分代謝及び代謝を活性化させる「防己黄耆湯」をおすすめさせていただきました。防已黄耆湯には気虚といって心身の元気や活性が低下している方のむくみやだるさ、多汗、関節痛などに用いられる漢方薬です。


効能効果は体力中程度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの次の諸症:肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水太り)となっています。


こちらで体全体の水分代謝を改善してむくみや多汗を改善すると共に、黄耆や生姜といった生薬によって身体を温めて体表部の血流を良好にすることで、心身のバランスを正しい方向に導くことによって外見をカッコよくすることを目的としました。




更に大事になるのが運動


男性がモテるためには男性ホルモンの充実がとても大事になります。

男性ホルモンは性的な面だけを充実させるのではありません。


✅男性ホルモンを充実させるとモテる理由

  • 自信がみなぎる

  • 男性らしい顔つき、体つきになる

  • 顔が引き締まる

  • 筋肉質になるのでスタイルがよくなる

  • 血流が良好になるので顔色がよくなる

  • 女性の動物的な本能の部分を刺激する→モテる

  • 優しやさリーダーシップがアップする


男性ホルモンをアップさせるには太陽光を浴びながら運動するのが一番手軽な方法です。

筋力を刺激することで男性ホルモンの分泌が盛んになり、更に一日15~20分程度の日光浴でもテストステロンの分泌が2割程度上昇するとの結果が出ています。なので日光浴はマストです。その他、たんぱく質の摂取や抗酸化物の摂取、十分な睡眠なども大事になります。




女性の場合は女性ホルモンが外見の維持に大きく関わっています。


✅女性ホルモンの外見に対する役割

  • コラーゲンを増やす役割があるので肌がふっくらとする。保湿力を上げる

  • シミやたるみを改善する

  • 骨を強くする→その上に乗っている筋肉や肌の健康維持につながる

  • 女性らしい体つきを維持する

  • 自律神経を安定させてコミュニケーション能力アップ

  • 血液の流れを良好にする→顔色がよくなる

なので、女性ホルモンの活性を低下させてしまう極端なダイエットや過剰なストレス、睡眠不足、運動不足、心身を冷やすなどは注意した方がいいでしょう。

栄養をしっかり過不足なく摂取して、こまめにストレスを発散する、睡眠時間はたっぷり、1週間単位の運動量を決めて行うようにする、夜は入浴で体を温める、冷やさない服装をするなどを意識しましょう。




以上、アドバイスさせていただいて3か月が経過しました。

結果はまあまあ(歯切れの悪いお答えで申し訳ございません)。日光浴もよくしてくれるようになったこと、運動で体を鍛えていること、漢方によって水分代謝がよくなったことなどが効果を発揮して締まりのある男性に変わってきたな、という印象です。


漢方薬は病気の治療を目的にするもので美容目的だけに使うことはできませんが、紹介した男性のように多汗症やむくみを伴うような場合では、不快症状の緩和を行うと同時に体全体のバランスを整え、結果、見た目もよくなることを目的とするなら問題ありません。


漢方薬が適応にならない場合にはサプリメントにて対応することもあります。ぜひ美容に関するご相談お待ちしています。





ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。 TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ) mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp LINEはホーム→友だち→公式アカウント→「みやわき健康薬局」で検索してメッセージ下さいませ

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