• みやわき健康薬局  宮脇 崇

夏になると足がむくむ理由と漢方薬

こんばんは^^相変わらずジメジメマックスが続くここ鹿嶋地方です。しかし、今日までの方がまだよかったかも…。明日は最高気温が29度と急激に暑くなります。熱中症にご注意くださいませ。



さて、今回は「夏になると足がむくむ理由と漢方薬」というお題についてご説明していこうと思います。


皆さん夏になると足むくみませんか?

恐らくですが男性よりも女性の方のほうがYESと答える方が多いのではないでしょうか。




原因の説明の前に病気の恐れがあるむくみについて

  • 朝一番に指で足のすねを押して痕が付く場合

  • 食事や服薬の直後にむくみが出現

  • 夜に息苦しくて横になれないが伴う

  • 発熱した後にむくみが発生

  • 関節の痛みを伴うむくみ

  • 静脈瘤を伴う時

  • だるさや黄疸、吐き気などを伴う時

  • ねむい、体重の増減を伴う時

このような場合には、薬や病気によってむくみが引き起こされている可能性があるので、速やかに医療機関を受診してください。


以上以外で

  • 朝は大丈夫だけど夕方になると足がむくむ

  • 長時間の立ち仕事の後や暑い時だけ足がむくむ

  • 特に心身の不調は伴わない

  • 休めばむくみは治る

  • 比較的軽度のむくみである

という場合には、特に問題のないむくみの可能性が高いです(心配な場合は医療機関を受診してください)。




健康な人でもむくむのはなぜ?

理由は重力によって体内の血液が下肢に集まりやすくなるからです。


「えっ、でもそれって冬とかも一緒じゃないの?」という意見が聞こえてきそうです。


夏は体表部の血管を拡張させて体内の熱を逃がそうとするのに対して、冬は逆に熱を生産してそれを逃がさないようにする必要があるので、体表部の血管は収縮します。


この差によって夏はむくみやすくなるというわけです。


夏は暑い

血管が拡張する

重力に負けて下肢に血液が集まりやすくなる

血液を回収して心臓に戻す役割の静脈の圧力が大きくなる

血液を回収できない

むくむ


というのが体の中で起こりむくみが発生します。


「ではなぜ、むくむ人とむくまない人とがいるのでしょうか?」


同じことが体の中で起こるのであれば、皆がむくむはずです。でもむくみが出ない人もいます。というか、むくまない人の方が多いです。




答えは簡単、筋肉のあるなし

いろいろな理由がありますが決定的なのはふくらはぎや太ももの筋肉のあるなしです。


筋肉がしっかりとあれば、血管が必要以上に拡張しないので重力に負けることなく血液は心臓に帰っていきます。


男性は筋肉を発達させる男性ホルモンの分泌量が多いので、結果、筋肉が発達しやすくなるので下肢のむくみ(病気以外)を訴える方が少ないのです。


それでも

  • 運動不足

  • 過度の飲酒

  • 塩分の過剰摂取

  • 脱水

  • 老化

などがあると下肢の筋力不足や水分代謝に問題が発生してむくみが出やすくなるので注意が必要です。




漢方でのむくみ解決法

漢方での対処法はシンプルです。

血管が拡張しすぎているので、正常に戻すという働きのあるものを使うようにします。

  1. 田七人参

  2. 補中益気湯

  3. シベリア霊芝

  4. 五苓散

が適応になります。


①の田七人参が代表処方です。田七人参には血管を収縮させるという働きがあります。摂取することによって、暑さ&疲労&重力によって拡張した下肢の血管を収縮させることができます。速やかにむくみは改善します。


②の補中益気湯は全身の気力を高めるという作用があります。神経に作用して全身を発奮すると共に、重力に負けて下がった血液を上に持っていく働きを強めます。心身の疲れや食欲不振を訴える方に適応になります。


③のシベリア霊芝は細胞賦活といって、全身の細胞に作用して元気にするという働きがあります。免疫活性や抗酸化といった働きも併せ持ちます。風邪をよく引いたり胃腸の機能低下、心臓の疲れ(動悸・息切れなど)を訴える方に適応になります。


④の五苓散は水分代謝を改善する代表処方です。胃腸の働きが弱く水分を摂取しても吸収してくれない(胃がチャポチャポいう)、胃もたれがひどく食欲がない、胃が下に引っ張られている感じがするなどがある人で全身が脱水傾向の人のむくみに適応になります。



生活習慣では

  • 疲れを持ち越さない

  • 普段より運動をして筋肉を付ける(特に下肢)

  • バランスのよい食事を心がける(日本食がいい)

  • 水分不足、又は摂りすぎに気を付ける

  • 下肢を締め付けるような服装はあまりしない(血流悪化→ゴースト毛細血管を増やす)

  • 体を冷やさない

  • 冷暖房を使い過ぎない

  • 胃腸と肝臓を酷使しない(暴飲暴食、酒タバコ、脂質や甘いものの摂りすぎ、ストレスなど)

などに注意するようにします。



ということで、簡単ではありますが夏になるとむくみが出る理由と漢方薬の説明になりました。何かご不明な点がある方はみやわきまで。よい週末を。




ご相談は直接お越しになる以外にも、お電話、メール、LINEなどで対応しております。ぜひお気軽にご利用くださいませ。 TEL 0299-82-6897(お電話の場合はすぐに対応出来ない場合があります。予めご了承くださいませ) mail miyawaki-kenkou@amber.plala.or.jp LINEはホーム→友だち→公式アカウント→「みやわき健康薬局」で検索してメッセージ下さいませ


0件のコメント

最新記事

すべて表示