• みやわき健康薬局  宮脇 崇

保存版!症状別、めまいを治す漢方薬の使い方

こんばんは^^このところ暖かい日が多くなりすっかり春めいてきましたね。一年中エアコンの効いた部屋にいるので春の喜びの実感はあまりありませんが、それでも何となく嬉しくなりますね。


さて、今回は「保存版!症状別、めまいを治す漢方薬の使い方」という内容で書いていこうと思います。


保存版!とまで題名につけるということはよほど自信あり?とお思いになられると思いますが、そうです。めまいは結構自信があります。



めまいが起こる原因

めまいが起こる原因はいたって簡単です。


①頭部の脳や血管に問題が生じていないか

②頭部に炎症がないか

③頭部へ栄養がきちんと循環しているか

④三半規管内のリンパ液に問題はないか

⑤心臓、肝臓、腎臓に問題はないか

⑥足腰の筋力に問題はないか


を調べることで原因を特定します。順番に説明しますね。



①頭部の脳や血管に問題が生じていないか

脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などの病気があると脳神経に問題が生じるのでめまいが生じる原因になります。物が二重に見える、意識が遠のく、手がしびれる、慢性頭痛、視野が狭くなるなどの症状があれば即病院に行きましょう。



②頭部に炎症がないか

鼻炎、副鼻腔炎、歯肉炎、内耳炎、中耳炎、咽頭炎などの炎症があると神経が刺激されてめまいが生じることがあります。時折、ふわーっとしためまいが生じますが、怖さなどはさほど感じないのが特徴です。



③頭部へ栄養がきちんと循環しているか

良性のめまいのほとんどがコレです。心身の疲れ、長期に渡るストレス、栄養失調、老化、胃腸虚弱、夏バテ、寝不足などがあると、体全体の栄養状態の悪化や、血液を頭部まで循環させることができないなどの状況が発生して頭部が栄養されません。それによってバランス感覚を司る三半規管(耳石がとれる)や小脳に問題が発生してめまいが起きます。


血が上らないために不安を強く感じます。その他、心臓の動きも悪くなるので動悸や不整脈などを伴うこともあります。フワフワと足元が揺らぐようなめまがするのが特徴です。



④三半規管内のリンパ液に問題はないか

俗にいうメニエール病です。ストレス・睡眠不足・疲労・気圧の変化・食べ過ぎなどによって三半規管内のリンパ液が増えてパンパンになりめまいを発生させます。


頭部への水分過剰が原因なので、頭部だけが重く揺れる感じがして、ストレスや過食で憎悪するという特徴があります。



⑤心臓、肝臓、腎臓に問題はないか

これら臓器に問題があるとめまいが生じることがあります。

心臓が悪いと血液が頭部まで登っていかないためにめまいが生じます。症状は動悸や不整脈、心身の冷え、手足のむくみなどがあります。


肝臓が悪いと全身の栄養状態が悪くなること、脳神経を犯す毒性物質の分解が滞ること、血液中の水分量が減少すること、胃腸がむくみやすくなることなどの理由によってめまいが生じやすくなります。症状はイライラしやすい、目が疲れる、情緒不安定、不定期にめまいが現れる、めまいと共にこめかみや目の奥が痛むなどがあります。


腎臓に問題があると身体の水分の排泄や栄養の再吸収、赤血球の合成などに問題が生じます。また状態が悪くなると五臓六腑の動きも抑制させてしまうので、全身の状態が悪化してめまいが生じます。特徴としては頭部のむくみ、あるいは異常なほど疲れやすい、何もないのに恐怖感を感じる、出血がないのに貧血があるなどがあります。



⑥足腰の筋力に問題はないか

当然ですが、足腰の筋力が弱ると体が落ち着かないのでふらふらしてめまいがします。また、筋力が足らないと血液を上部に押し返すことができないので、頭部への循環血液量が減少してめまいが生じます。


疲れやすい、体がふらふらと動くことが多い、疲れるとめまいがする、寝ていると治るなどの特徴があります。




それぞれの改善方法

①の「頭部の脳や血管に問題」に関しては病院の標準治療で治すようにします。



②の「頭部に炎症がないか」も基本的には病院の治療におまかせしますが、慢性的な副鼻腔炎や歯肉炎などに関しては、粘膜や免疫を強化することによって完治させることが可能なので、漢方薬の荊芥連翹湯やバイタレジーナの服用も併せて行うと効果的です。



③の「頭部へ栄養がきちんと循環しているか」は状態によって治療法が異なります。


胃腸の働きが慢性的によくない場合は胃腸の機能を高めて、全身の栄養状態を改善して頭部を栄養してあげることで改善します。代表処方は苓桂朮甘湯、人参養栄湯、帰脾湯、補中益気湯など。


老化で代謝が滞り、全身の栄養状態や水分保持力の低下によって頭部が栄養されない場合には精を増して全身の若返らせるという方法を用います。代表処方は杞菊時黄丸、八味地黄丸、参茸補血丸、婦宝当帰膠+補中益気湯になります。


その他、ダイエットや貧血、過労などで衰弱している場合には栄養価の高い婦宝当帰膠や杞菊時黄丸、コルクレバンなどで栄養を補給しつつ、全身の気力を高める補中益気湯や人参養栄湯をプラスします。



④の「三半規管内のリンパ液に問題はないか」は三半規管内のリンパ液の圧力が増していることが要因なので、頭部の水分を下におろすことが治療になります。ストレスや食べ過ぎ、飲みすぎに胃腸虚弱があることが原因となっているので、ストレスと暴飲暴食を避けるようにします。漢方では半夏白朮天麻湯になります。



⑤の「心臓、肝臓、腎臓に問題はないか」は非常に難しいです。

心臓に関しては心陽不足といって、心臓の動きが冷えや心身の弱り、脳の活性低下によって抑制されていることが原因となります。動悸や不正脈、手足の冷え、むくみ、不安感などを伴います。改善には体を栄養すること、温めることを行いながら心の状態を前向きにするようにします。漢方薬では苓桂朮甘湯になります。


肝臓に関してはアルコール過多やストレスによって弱ると全身の栄養状態及び毒性物質の分解力低下、保水力低下によってめまいが生じます。改善は肝臓を弱らせる原因を絶つこと。漢方では田七人参やEPADHA製剤が適応になります。


最後に腎臓です。こちらを再生させることは困難に近いですが、働きを助けることはできます。水分の排泄が滞っている場合には猪苓湯など。ネフローゼなどでたんぱく質が排泄されてしまっている場合には黄耆を主成分とした漢方薬。赤血球の合成不足がある場合には当帰芍薬散など。その他、補腎作用のある各種地黄丸系の漢方薬も有効です。


以上、代表的な原因と治療方法になりますが、実際の治療は一筋縄ではいきません。当然ながら病院の標準治療が主軸となり、補佐として漢方療法を行っていくというスタンスになります。



⑥の「足腰の筋力に問題はないか」はいたって簡単、1日1時間程度歩くようにすると治ります。なるべく息が切れる程度の速さで歩くようにします。スクワットなどの筋トレも有効です。





以上、駆け足で説明してきました。病院で検査をして問題ないといわれためまいのほとんどは頭部への栄養の循環不足及び水分代謝の低下が原因です。なので治すのも比較的簡単ですが、老化による栄養障害や血中水分量の低下がある場合には原因が分かっていても改善は容易ではありません。


お悩みの方はぜひみやわきまでご相談くださいませ。






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