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みやわき健康薬局  宮脇 崇

体の調子が芳しくない…という方に意識してもらいたい栄養素



こんばんは^^朝からすんばらしいお天気となったここ鹿嶋地方です。春!という言葉が独り歩きしてるからか、外の風がとても寒く感じるのは私だけでしょうか。



さて、今回は「体の調子が芳しくない…という方に意識してもらいたい栄養素」という話題でお話していこうと思います。


当店では今年から新たに「LINE食事相談」というサービスを開始させていただきました。そこで10名くらいの方の食事相談をさせていただいてきたのですが、皆さんそれなりにこだわりがあり素晴らしい食事をしていらっしゃいます。


しかし、一方で圧倒的にたらない栄養素があることに気が付きました。その足りない栄養素は「補腎」といって漢方でいう腎を補う食材であり、健康維持、メンタル維持、病気予防に一番大事になる栄養素です。


なので不足すると必然的に体の調子が悪くなってしまいます。




現代の方に不足している栄養素はたんぱく質と抗酸化物質


これは全員ではありませんが、心身に不調を抱える方に多いのがたんぱく質と抗酸化物質の摂取不足です。


タンパク質は肉、魚、卵、乳製品、豆類などに多く含まれています。

抗酸化物質はナスや黒豆、黒ゴマ、海苔、わかめ、ひじきなどの色が濃いもの、スイカ、人参、サクランボ、トマトなどの赤い食材、みかんなどの柑橘系の食材、鮭や青み魚などに多く含まれています。


タンパク質は体の材料になる栄養素なので、心身の機能維持に欠かせません。不足すると血や血管、内臓、筋肉、脳内神経伝達物質などの合成がうまくいかなくなるので不調が出る原因になります。


抗酸化物質は細胞を酸化という老化現象から守る働きをする物質です。これをしっかり摂取することにより心身の細胞を健全な状態に守ることができます。心身の活性や血流に大事な役割を果たす性ホルモンを守るという働きもあります。



では、どんな食事がヤバいのか?






代表的なものを四つ挙げてみました。


一つ目は菓子パンのみ


二つ目はパン+サラダ


三つめはカップラーメンのみ


四つ目はおにぎりのみ


だいたい分かりますよね。どれも炭水化物オンリーでたんぱく質や抗酸化物質が全く足りていません。サラダには少しだけ入っていますが、サラダは嵩が多いだけで量は全くなので、できればもう少し果物や野菜スープを摂るなどの工夫が必要になります。



では逆に理想的な食事はどんな食事なのか挙げてみますね







お分かりですよね。定食屋さんの料理、給食、病院のご飯などがお見本となります。炭水化物(ごはんやパン、麺類など)とたんぱく質(肉、魚、卵、豆類など)、そこに野菜、フルーツ、キノコ、芋、カボチャ、海藻などが加わります。


覚えるのが面倒!という方は炭水化物とタンパク質は基本セット。そこに旬の野菜や豆類(生でも炒めでもスープでもOK)を加え、更に豆腐とわかめ、キノコたっぷりの味噌汁を添える、また、旬のフルーツを朝ごはんやおやつに食べる。以上を定番でOK。


こればかりだと飽きるから、適当にラーメンやうどん、パスタ、どんぶりもの、ピザなどを混ぜていくようにします。




体にいいからといってカロリーオーバーをしてはいけません。成人女性では1700キロカロリー程度、成人男性では2000キロカロリー程度(男女ともに50代以降は少な目になっていきます)を守るようにしましょう。もちろん、適量はその人によって異なりますので適宜増減してください。



最後に、食事を変えたからと言って病気にならないスーパーマンのような体になるわけではありません。しかし、少なからずいい状態に持っていくことが出来ます。更に病気のリスクも低下させることができます。


あの人はめちゃくちゃな食生活しているのに元気…と比べてしまうことがありますが、心身が生まれつき頑丈な人というのは意外とどんな食事でも大丈夫なものです。一方、弱い方はすぐにその影響を受けます。なので人と比べるのはナンセンス。弱い方は自分の道を進みましょう。


それでは今回はこれで終わりとなります。最後までお読みいただきありがとうございました。



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