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不妊症対策。妊娠力を高めるのに大事なポイント

みやわき健康薬局  宮脇 崇

こんばんは^^朝から雲一つない快晴となりましたここ鹿嶋市です。空気が澄んでいるので空がとてもきれいで気持ちよかったですね。



さて、今日は「不妊症対策。妊娠力を高めるのに大事なポイント」というお話をしていきたいと思います。


晩婚化などによって増加傾向となっている不妊症ですが、病院による治療はもちろん、漢方薬によっても体質を改善することによって妊娠率を向上させるという方法も行われています。


当店でも行っており、これまでかなりの数のご相談に乗ってきました。そして漢方薬による効果を目の当たりにしてきました。その中で、私なりに「妊娠力を向上させるために大事なこと」というのがわかってきたので皆さんにお知らせしたいと思います。




その人のバランスを整えてあげることが大事


漢方で行うことは「その人のバランスを整えてあげること」これに尽きます。なので万人に共通する薬はありません。あくまでも妊娠するに至って、足らない、バランスがおかしいと思うところを改善していくようにします。


これを治してあげることで結果的に妊娠率を向上させるということに繋がると確信しています。


✅よくあるバランスの乱れ

  1. 心身の冷え

  2. 生理痛

  3. PMS

  4. 血の不足

  5. 胃腸の弱り

  6. 心身の老化(ホルモン活性の低下)

  7. ストレスの有無

以上がバランスの乱れとしてよくある症状となります。その原因と対処法について順番に説明しますね。


①心身の冷え

冷えがあると子宮は内臓の下にあるために容易に冷やされてしまいます。熱は上にあがる性質があり、心臓や肺、頭部がなどは熱が入りやすくなる一方、子宮は下部にあるために冷えやすい。心身が冷えてしまっていると容易に子宮は冷えてしまいます。冷えると機能が低下や血流悪化が生じるので妊娠しにくくなります。


対策:心身を冷やさないようにします。特に下半身は温めるようにします。毎晩の入浴、適度な運動、バランスの良い食事、適度な運動などを心がけます。体を温める漢方薬も有効です。



②生理痛

生理痛は子宮内膜の血液の流動性がよくない証拠。冷えやストレス、甘いものやあぶらっこいものの過食などで血流が悪くなると、子宮内膜も粗雑な感じとなり、受精卵が育ちにくい状況になってしまいます。よって、生理痛は治しておかなくてはなりません。


対策:冷えがある場合は温める、甘いものやあぶらっこいものの過食がある場合は改める、運動不足がある場合は適度に運動するなど、日常生活を改善するようにします。血流を良好にする各種漢方薬の服用も効果的です。



③PMS

PMSの原因は低温期に分泌されるエストロゲンと高温期に分泌されるプロゲステロンが高温期後半に分泌が急に低下することと、ストレスによる自律神経のアンバランスの2つが原因とされています。PMSがある原因を突き止めて改善することはホルモン異常やストレスによる悪影響を改善することに繋がります。


対策:高温期後半の基礎体温が低いなどがある場合は性ホルモンの不足、脳の疲れなどがある可能性があるので、食事のバランスや睡眠時間の見直し、ストレス緩和などを徹底するようにします。ストレスがある場合にはストレス対策を行います。性ホルモンを増やす漢方薬、ストレス対策の漢方薬も効果的です。



④血の不足

漢方でいう血の作用とは赤血球の数だけではなく、血液の全体的な量及び血液中のエネルギー量、そして血液がきちんと循環しているかを見て過不足を判断します。当然、不足していると子宮内膜や卵胞を栄養することができなくなるので妊娠することができません。


対策:血の不足がある場合にはたんぱく質+抗酸化物質をバランスよく摂るようにします。胃腸が弱い場合は胃腸に配慮した食事を考えます。血を増やす+胃腸の働きをよくする漢方薬を飲むのも効果的です。



⑤胃腸の弱り

胃腸が弱っていると食事からとった栄養素を吸収することができません。すると④の血を生成を行うことができませんので、同様の理由で妊娠に対して不利になります。


対策:消化のよいものをバランスよく食べることを心がけます。たんぱく質は卵、白身魚、鶏肉などがいいでしょう。火を通したものを食べるようにします。胃腸の働きを向上させる漢方薬も効果的です。



⑥心身の老化(ホルモン活性の低下)

老化があると性ホルモンの分泌も悪くなりますし、血管や子宮、卵胞、脳などの活性も低下します。すると、当然のことながら妊娠することも難しくなってきます。


対策:質の良いたんぱく質と抗酸化物質を心がけると共に、適度に心身を鍛えて体力を向上させるようにします。ストレスもよくないので対策しましょう。漢方では補腎薬や活血薬が適応になります。



⑦ストレスの有無

ストレスは心身を緊張させるのでエネルギーの無駄使いと、エネルギーが脳と筋肉に行ってしまう、活性酸素を発生させて卵子や精子を傷害させる、脳を混乱させてホルモン分泌の指令がうまく行われなくなるという4つのデメリットを生じさせます。


対策:ストレスから遠ざかりゆっくり生きるように心がける。抗酸化作用のある緑黄色野菜や青魚、フルーツを全体のバランスを考えながら食べるようにします。各種抗ストレス効果のある漢方薬も効果的です。




以上、よく見られる妊娠を妨げてしまうバランスの悪化となります。

ほとんどの場合は以上のバランスの乱れを改善することによって妊娠力を向上させることができます。もちろん、男性の場合も当てはまるものばかりです。


妊娠しにくい…という場合はぜひ漢方療法をお試しになってみてください。




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