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みやわき健康薬局  宮脇 崇

ストレス状態と虚脱状態との見分け方

こんばんは^^今日は気持ちよく晴れましたが風が冷たかったですね。まるで雪女の吐息のような冷たさでした。


さて、今回は「ストレス状態と虚脱状態との見分け方」についてご紹介したいと思います。


この状態の見分け方を知ることによって、どうやって健康的な状態に持っていくか分かるようになります。健康な状態を長く維持することによって、病気や調子の悪い状態を避けることができます。



少しストレスが入った時の体

  • 変に調子がいい

  • あまり疲れない

  • 風邪もひかない

  • 眠りたくない(不眠傾向)

  • 食欲が異常にある時と全くない時とがある

  • 忙し時に動悸を感じることが多い

  • 頻尿

  • 下痢傾向又は下痢と便秘が交互

  • 頭の回転が早い

  • テンションが高い

  • 朝早く目が覚める

  • 早口で声がでかい

  • げっぷやガスが多い

  • 顔が火照り手足は冷える

  • 肩こりで患部が硬くなる

  • いつもより2割増しの美人

  • 性欲が亢進する(いつもより高まる)



極度のストレス状態

  • 人に会いたくない

  • 手のひらや足の裏、脇、尻の割れ目に汗をかく

  • 不眠

  • 片頭痛

  • 常に動悸を感じる

  • 高い音の耳鳴り

  • 目の奥が痛い

  • 口が乾く

  • 焦げ臭い口臭

  • 食欲不振又は過食

  • 便秘と下痢の繰り返し

  • 汗が出ない

  • 胸や心下部が痛む

  • 関節や筋肉の痛み、足がつる

  • 寒さが分からない

  • 何もないのに不安感や恐怖感を感じる

  • 顔色が七変化して(赤、黒、白、青)ちょっと怖いor不安な顔

  • 性欲はあるがうまくいかない




虚脱状態(ストレス後や過労で疲れ果てた状態)

  • いくら寝ても眠い

  • 睡眠中の頭痛

  • めまい

  • むくみ

  • 疲れた時に不整脈を感じる

  • 食欲がない(食事の時間が来てもお腹が減らない)

  • 汗が全く出ない又は大量に出る

  • 口が常に水っぽい

  • 消化不良が多い(食後に胃もたれ、外食で胃腸の調子が悪くなる)

  • 手足がだるい

  • 何をしても楽しくない

  • 外に出たくない

  • 人に会いたくない

  • 不安感が強い

  • 物事に集中できない

  • 顔色が白~黄でいつもと比べ2割ほど不細工

  • 性欲はゼロ




それぞれの対処法



少しストレスが入っている時

ちょっとストレスが入っている時というのは体が絶好調です。疲れしらずで多少無理しても全然元気です。何なら寝ないでも大丈夫な感じです。なぜかというとストレスによって心身が活発になっている状態だからです。


皆さん運動会の前とかソワソワして元気になりませんか?寝ないでも大丈夫なくらいですよね?それは運動会があるので脳神経が興奮しているから。興奮しっぱなしで色々なホルモンが分泌されているので疲れ知らずの体に変身しているのです。


しかし!心身の機能がちょっと亢進している状態なので、そのまま調子に乗っていると心身が疲れてしまいます。調子がいいからといって無理せず勤めて休養するようにしましょう。アドレナリンなどがドバドバ分泌しているので、絶対に家に帰らずに遊びに行きたくなりますが、たまににしてくださいね。




極度のストレス状態の時

あなたはすでに倒れる寸前です。体力にもよりますが、早い人で1日、体力に自信がある人でも3年も続けているとうつ病などの病気の罹患率が高まります。


休みましょう。そしてストレスの原因となっていることを解決しましょう。解決できないのならば離れましょう。離れることさえも許されないのなら辞めてしまいましょう。


もちろん、人生を左右するような受験時などは頑張り通してもいいかもしれません。しかし、このままいったらおかしくなる、すでに眠れないなどの症状が出ているのならば、やはりアクションを取った方がいいと思います。



虚脱状態の時

ストレス状態からの解放、極度の過労時、刺激のない毎日、各種慢性病などによって心身が疲れてしまう又は神経刺激がない状態になってしまうと、元気が全くなくなってしまいます。


もし、ストレスや過労によって虚脱状態になってしまっているのならば、疲れたら休むを前提としながら朝は8時に起きて日光を浴びる→日中は仕事又は体を動かす→3時以降は心身を休めるようにするという自律神経のリズムを刻むように心がけるようにします。栄養もしっかり考えて摂取しましょう。


定年などで何もやることがない時も同じような状態になります。この場合には積極的に仕事や友達との予定を入れるようにしましょう。家に一人でこもっていたら益々病状が進行します。


各種慢性病の場合にはその病気に見合った改善法があると思うので、主治医と相談しながら心身のエクササイズを行っていくようにしましょう。





以上のように、とにかく当たり前のことを当たり前に行うようにします。刺激が多い時は心身を休めるようにする、逆に刺激が少ない時は刺激を与える、疲れている時は休むという感じですね。


現代人はこれがわかっていても中々できない、そして自分の状況が慢性的に推移しているので把握できないという感じとなっています。


まずは自分の状態を把握し、そしてより健康的な方向へ導いていくというのが健康を守っていく秘訣です。ぜひ参考にしてくださいませ。



最後に普通の時の状態

  • ちょっとけだるい

  • ちょっと体が重い

  • 朝はテンションが低い

  • 10時頃からエンジンがかかり、夕方頃に絶好調になる

  • 体や頭を動かすと腹が減る

  • 夜ごはんを食べた後に眠たくなる

  • 風呂に入るのが億劫

  • 予定になかったことをするとひどく疲れる

  • ひと冬に1~2回くらい軽い風邪をひく

  • 興味があることはやる気がわくが、それ以外はどうでもいい

  • 面白いことがあれば普通に笑う

  • 頭にぼんやりとどうでもいいこと、今興味があることが浮かんでは消えを繰り返している

このようにちょっとけだるく、10時頃まではエンジンがかからないのが普通です。夕食後にテレビを観ているとめちゃくちゃ眠たくなります。


もし、朝からテンションが高く夕食後に眠たくならないなら、ちょっとストレスが入っている証拠かも。






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