こんばんは^^このところ暖かい日が多いですよね。小春日和とはまさにこのこと!と感じます。心身が「楽だ~」と言ってるのが分かります。
さて、このところのような暖かさが続くと飛散し始めるのが「スギ花粉」です。
ちょっと早い気がしますが、花粉症の改善のために漢方薬をお求めになるお客さまのご来店が増えてきています。
今回は花粉症に漢方薬を使うメリットについてご紹介してまいりたいと思います。
花粉症といえばアレグラやクラリチンなどの「抗ヒスタミン薬」が主流となっていますが、漢方薬も根強い人気を誇っています。
花粉症に漢方薬を用いるメリットは3つ!

✅漢方薬を用いるメリット
体質や症状別に細かく対応できるところ
眠くなるなどの副作用が少ないところ(合っているものを使っている前提)
症状を軽減できる体質改善ができるところ(体全体の調子がよくなる)
順番に説明しますね。
①体質や症状別に細かく対応できるところ
漢方薬の特徴であり、大きなメリットでもあるのが体質や症状別に細かく対応できるところです。冷えると悪化するのか、それとも暑いと悪化するのか、また鼻水が主なのか、目のかゆみが辛いのか、肌の赤みや痒みがひどいのかなど、それぞれに個別に対応できるというと特徴がありますし、花粉症の症状に伴う食欲不振やだるさ、めまいなどの付随症状の改善にも使うことができます。
症状の多くはアレルギー反応によるものなので、抗ヒスタミン薬ですべて対応できるという傾向がありますが、中には目のかゆみや充血だけが辛い…という場合や、抗ヒスタミン剤を飲んでいても症状が改善しないこともありますので、個別で対応できる、病院の薬と併用できる漢方薬のメリットは大きいと思います。
②眠くなるなどの副作用が少ないところ(合っているものを使っている前提)
これは一概に言えることではありませんが、例えばザイザルのように服用後に眠気が生じやすい抗ヒスタミン薬があります。漢方薬には心身に合っているという前提になりますが、眠くなるなどの副作用が生じにくいという特徴があります。
③症状を軽減できる体質改善ができるところ(体全体の調子がよくなる)
中医学的に花粉症は、痰飲や痰湿(水分代謝の低下)や衛気虚(粘膜や皮膚の機能低下)、脾肺の気虚や肝鬱、腎虚(免疫バランスの悪化)などとの関連が深いと考えられています。これらを改善することで花粉症の症状を改善させることができるのと同時に、体質を改善することで予防効果も得ることができます。また、全身のバランスを整えることにもなるので、健康状態も良好になるというメリットも享受することができます。
逆に注意点もある

ご説明したようなメリットがあるものの、注意点もありますので盲目に服用し続けるというも考えものです。
花粉症に用いる漢方薬には、交感神経を刺激する「麻黄」という成分が入っているものや、過剰に温める生薬、逆に体を冷ます作用のあるもの、粘膜を乾かす作用のあるものなどが多いという傾向があります。これらにより症状を軽減させるのですが、一方でその作用が強く出てしまうことによって不快症状が発生することがあります。
なので「体に合った漢方薬を用いる」というのを守る必要があり、さらに「継続利用する場合は途中で不快症状が出ていないか確認する」ことを行わなければなりません。
合っていないものを用いると不快症状が出やすくなるので注意が必要というのもありますし、合っているという方でも、継続することで「途中から不快症状が発生する」こともあるので注意して用いる必要があります。
以上はあくまでも「このようなことがある」ということであり、不快症状の頻度はそれほど多くはありません。
今回は以上になります。
漢方薬に限らず、薬は何でも以上のようなメリットと気を付けるべき点があります。上手にお使いになり、効果はしっかり得て、副作用は出ないような使い方をするのがベストです。そのためには「専門家の指導の下で使う」ことや、「おかしいな…と思った不快な反応は見逃さない」ということが大事になります。
漢方薬を試したいという方はぜひみやわき健康薬局までお問合せくださいませ。
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