みやわき健康薬局  宮脇 崇

2021年2月2日4 分

いったいなぜ?冬になると痩せやすくなる理由

こんばんは^^今日は朝からなぜか生暖かいちょっと変な空気感でしたよね。しかし、この後は急激に冷え込んでまた真冬の寒さが戻ってくるようです。三寒四温とはよく言ったものですね。

さて、今日は「いったいなぜ?冬になると痩せやすくなる理由」というお題で書いていきたいと思います。何となくですが、冬になると毎年このお題でブログを書いているような気がします。ん、!この間も似たようなの書いたかな…?

皆さんいかがですか。

夏と冬どっちが痩せやすいとか太りやすいとかありますか?

実は冬の方が痩せやすいということがわかってます。

ちゃんと言うと、「冬は寒いので家のこもりがちになるので、結果、運動不足となり太る方が多いですが、人体としては冬の方が痩せやすい」が正解です。

回りくどいですね。すみません。

実際には冬はあまり動かない人が多くなるので、実際には「太る人」が続出します。ですが、実際にダイエットするとしたら冬の方が痩せやすいので向いているといえます。

なぜ、冬は痩せやすいのか?

ズバリ、寒いので代謝によるカロリー燃焼が増すからです。

人間は恒温動物です。体温を常に一定に保たなくてはなりません。その一定に保つために体は熱を発生させています。熱は主に筋肉や肝臓で生成されています。

糖質や脂質といった燃料を筋肉や肝臓で燃焼させて熱を発生させています。

ストーブに例えると、糖質や脂質が「灯油」で、筋肉や肝臓は「ストーブ」になります。燃料を運ぶ配管は血管になりますね。火力の調節は脳が管理しています。

気温が低下すると、体温を上げる必要が出てくるので、結果、燃料が盛んに燃やされることとなり、蓄えられている糖質や脂質の消費が激しくなる→痩せるとなります。

簡単ですね。

プールで腹が減るのもこの理由からです。プールの水で冷やされる→燃料の燃焼スピードが増す→腹が減る、です。

なのになぜ痩せないのか?

これは難しい質問です。

冬で気温が低い、だから蓄えられている糖質や脂質の燃焼が進む、なのになぜ痩せない…。難問すぎますね。

でも答えはこれです。

食べ過ぎているから

そして

暖房で温まりまくっていて気温の低下が響いてないから

というのが追い打ちをかけています。

ハッキリ申し上げますと、せっかく消費カロリーが増加しているのに、それを打ち消しまくっている、ことが要因です。

寒さによって燃料の消費が進んでも、それ以上に食べていると痩せません。また、最近は暖房や防寒着の技術が進んでいる、というか、暖房がされていない施設がまずないので、体を冷やしたくても冷やせない状況になっています。

中医学をやっているので普段より「冷やしたらダメ」と口を酸っぱくして言っているのでちょっと矛盾するかもしれませんが、薄着をして体を鍛えるのは健康維持に役立ちます。

冷えは体力を低下させてしまうので健康の大敵ですが、だからといって守りにばかり気を使っていると、逆に体力を低下させてしまう原因になってしまいます。

運動に例えると、運動をすると体力を使うので疲れてしまう、なので運動はしないと言っているのと同じです。

運動は確かに体力を消耗させるので短期的には風邪などの原因になるので危険といったら危険かもしれません。しかし、運動をしないと体力が低下して逆に健康を損なう原因になります。

なので、双方のリスクをきちんと意識し、上手にバランスを取っていくことが大事になります。運動に関しては体力を少し消耗する程度の負荷の運動を行うことにより、消耗によるリスク回避と共に、体力向上というメリットを手に入れることができます。

寒さ対策も同じで、適度な薄着を心がけることにより、体力低下というリスクを回避し、寒さに対する耐性の向上、体力向上、免疫強化、ダイエットというメリットを享受することができます。

ポイントは自分の体を相談すること

賢い皆さんならすべて理解してると思いますが念のため書きますね。

要するにバランスが大事ということです。その都度、ちょっと薄着かな?という服装をして過ごすようにし、そこで

  • 「ちょっと冷えすぎたかな…」

  • 「寒さによる疲労が蓄積している」

  • 「なんか風邪っぽいかも」

などの症状や変化がでたら、速やかに心身を冷やさないように養生するようにします。

また、普段はしっかり防寒するようにし

  • 運動をするとき

  • 外に遊びに行くとき

  • 外回りの時

  • 休み時間

など、太陽を浴びながら日中に動き回る時(交感神経が活発に動いていて心身が発熱している時)は薄着を心がけるようにするなどもいい方法です。

間違っても

  • 風邪をひいている時

  • 調子が悪い時

  • 寝不足や過労時

  • 慢性病を抱えている時

などは、無理をしないようにしてくださいね。

今回は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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